会員の自己紹介コーナー

 突然ではありますが、今回から、新世紀にふさわしいコーナー(?)として、毎回何人かの方に自己紹介をお願いしたいと思います。増えつつある会員の方々どうしでコミュニケーションのできるきっかけづくりになれば…、と思い企画しました。どのような方々がいて、どのような趣味・興味をお持ちで、日頃どのようなことをされているのかをお互いに知ることは、会の有機的発展にむけて有意義ではないかと思ったからです。このような趣旨ですので、内容を小惑星などの科学的なことに限定しません。自己紹介をかねた短いエッセイだと思って頂いても構いません。

 もちろん「次回に投稿したい!」と御自分から名乗りでて頂くことを大歓迎しますが、編集委員から個別に「書いて頂けませんか?」とお尋ねします。そのときには、皆様お忙しいなか恐縮ではございますが、是非とも執筆して頂けると幸いです。

執筆要項 (というほど堅苦しいものではありませんが…)

☆1字〜1000字程度 (あくまでも目安です)。
☆基本的に顔写真あるいは似顔絵の掲載をお願いしたいと思います(顔の見える交流をしたいので)。 写真等は『あすてろいど』郵送の際に同封してお返しする予定です。

☆締切は各発行予定日の40日前、すなわち、
3月10日、6月10日、9月10日、12月10日。

☆自己紹介原稿・写真等の投稿方法:
下記宛先へ、e-mail、郵送、ファクシミリで。

e-mail: ume@crl.go.jp
〒314-0012 茨城県鹿嶋市平井 893-1
通信総合研究所 鹿島宇宙通信センター
FAX: 0299-84-7160
梅原 広明 宛

↑この梅原って人だれ?わたくしの自己紹介はこのコーナーの最後に謹んで掲載させて頂きます。
      守山 義之男 (もりやま よしお)さん

 みなさま 新年明けましておめでとうございます。
理事に推薦を受けました守山と申します。

 まだ、髪が黒々していた頃ですが、「2001年宇宙の旅」で未来を夢見ました。本年の到来を年賀状に 2001-○○ 年と書きカウントダウン。心待ちにして来ました。
 「宇宙と子ども」が好きでプラネタリウム・科学館作り等に三十数年携わってまいりました。この間に知己を得た方々のご協力を得ながら小惑星地球衝突問題を一人でも多くの子ども達に理解してもらい、未来を託したいと考えています。

 この問題は数十年後か、数万年後に発生するのか、わかりません。私はアマチュアなので、難しく考ても詮方なく、皆さまとお会いした時の酒の肴にしながら、プロとアマの架け橋にでもなれれば望外の幸いと考え、啓蒙活動に取り組みたい思います。ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。

         森  巧 (もり たくみ)さん

 お前は関西に住んでるから関西支部のこと考えろということらしいです。IT時代になぜ地域なんかというのもありでしょう。とりあえず、お見合いのようなものかなと考えてみました。10万の会員が均一につき合うことの外に、そこにいるならちょっと元町で、というスタイルもありそうです。何かするとき、シャイな人はパートナーとして誰に声をかけるかで迷うことがありましょう。他方では応えて手を挙げるに自分でよいかとやはりシャイな人はためらいそうです。もし二人に枠をはめて選択肢を狭めてあげれば、結果に責任は持てませんが、なるようになるという場合があります。研究集団とかの活動グループ作りの場の一つですといえばうるさそうですが、会員の出会いの場としてみたらどうでしょう。もちろん支部にどのような機能を持たせるかはそれぞれに考えることです。まずは支部づくりに参加して下さい。

 さて未来に繋がるとは思えませんが自分の過去のこと。
昭和11年神戸生まれ。三田学園、京大宇宙物理、昭和35年築地の水路部に入る。そこ100年の伝統あって雰囲気は良好でした(過去形)。はじめの20年間好きなことやらせて貰いました。勉強は好きでないので、形に残っているのは星食観測、日食観測、エコーから始めた衛星測地ぐらいですが、仕事に関わりなく多くの天文の先生に知己を得たのは幸運というべきでしょう。ただ自分の衛星が欲しいという段階から関わった測地衛星あじさいの打ち上げ直前に巣から放り出されたのは、それまでの付けが大きすぎたせいでしょうが心残りです。以後は海洋学者や地震学者とつき合ったり、さらに地方赴任もしました。鹿児島ではたまたま内之浦と種子島の打ち上げ時の海上警備を担当しました。両基地で旧知の人、初めての人に温かくもてなされ、まだ赤い糸が繋がっているのを感じました。いま民間企業の顧問をしていて磯部さんに声をかけられました。裏方を務めます。

         梅原 広明 (うめはら ひろあき)さん

 1968年7月20日東京都江戸川区生まれ、神奈川県厚木市育ち、大学院生として国立天文台に通った後、1998年より通信総合研究所関東支所職員にならせて頂きました。茨城県鹿嶋市在住。本会には鹿嶋に来てから入会しました。

 大学院では衝突の研究をしていましたが、小惑星ではなく、重力3体問題における架空の衝突、ということで、質量はあるが大きさがないと仮定した物体3つが重力の相互作用で位置を一致させるとどうなるのか、という数学がかった研究をしていました。天体力学やカオス物理学の業界では「3体問題」と呼ばれているのですが、人間関係でもよくおこる複雑な現象をかいまみるきっかけになり生涯かけてつきあうのに適した題材と惚れ込んでいます。しかし、今は少し離れて、複数ある人工衛星が衝突することなく寄り添いながら低燃費で制御させる方法の研究をしています。また、研究室に3年前に設置された静止衛星観測用の光学望遠鏡システムに手を加えながら、スペースデブリ (宇宙廃棄物) の観測も始めました(2000.7.20号にデブリ観測の記事を掲載させて頂いています)。

 通信総合研究所の英語名はコミュニケーションズ・リサーチ・ラボラトリといいます。最近、通信技術だけでなく、本来の意味でのコミュニケーション技術の発展が大切であることを痛感しております。これには、お互いに思いやることが必要なのは言うまでもありませんが、思いやりには、私の出身分野であるカオス物理学での観点が大切だなと思う今日この頃です。カオスの研究では、木をみて森を見る科学的観点の創造が進められています。科学現象を個々の要素に分解してとらえる今までの解析法に限界があり、一方で、統計的に大きくとらえすぎるのにも限界がではじめているからです。なかなか至りませんが、前向きに木と森とを同時に見据えるようなコミュニケーションができるようにしたいと考えております。

 ジョギングが好きです。写真は近所で毎年行なわれる「潮来(いたこ)ハーフマラソン」出場後の記念撮影?です。今回、理事への推薦を頂きました。知識も経験も乏しく、手に技術が備わっているわけでもないため、微力ではございますがフットワークはそれなりにあると思っています。同時に、編集委員をつとめさせて頂きます。若輩者ゆえ至らぬところが多々あるとは思いますが21世紀あけましておめでたくなるよう努力いたしますので、よろしくお願い申し上げます。

ホームページ
http://www.crl.go.jp/ka/control/people/ume/ume-j.html