自己紹介のページ

-会員の方々の投稿-




石黒 真奈美さん
(会員401、人工衛星・デブリに興味をお持ちです。)




 JSGA会員の皆様、始めまして、正会員の石黒と申します。今回、自己紹介を書かせて頂くにあたり、「はて?入会したのは何時だったっけ?」とここ数年を思い返して見ると・・・転勤あり、転職あり、ちょっと独立してみたりでなんだかとっても慌ただしく今に至っています。都度、事務局様からは会費納入書や「あすてろいど」の再送などを行って頂き、感謝すると同時に連絡が後手になりましたこと反省する次第です。

 さて、私がこの協会に入会したきっかけですが、スペースデブリについて考えたことが始まりでした。当時、某財団法人の陰謀(?)により、民間会社で地球観測衛星データの商業・研究的利用と普及について研究していたのですが・・・あまりにその寿命の短いこと、そして使命を終えた人工衛星の多さに驚かされました。ロケット事故が相次ぐなか、無事人工衛星が軌道にのってもゴミ(=仕事を負えた衛星ちゃん)にぶつかったんじゃ笑い話にもならないわ〜(仕事にあぶれちゃうから切実なんですっ)というわけで研究している機関を探している際に、この協会に辿り着きました。
 現在は気象情報を配信する仕事のかたわら、主に趣味で絵を描いたり、WebPageの作成などを行っています。学生時代(遥かtooki とおき昔…)はスポーツ活動とともに天文関係のサークルに所属してそこそこの活動はあったのですが、今ではたまに星野写真の撮影を行っているだけになりました。天文学についてはすこし齧っただけなので、毎回、参考書を片手に「あすてろいど」の解読に奮闘しています。最近では内容が充実、頁数も増えて楽しみも大きくなった分、大変さも倍増!!
 田舎道、ふと顔をあげるとまたたく星の間に、動く星。「今日、この方角に出てるのは××の人工衛星だねえ」とマニアック(?)仲間たちと呟きながら帰宅したのを思い出します。あのころは、ゴミが浮いてるなんて考えもしませんでした。
 スペーズガード...小惑星や彗星のような小天体の衝突による災害から地球環境を護ること同時に、空間すべてを護ることについて考えられるようになるといいな、なんて締めてみたりもしたいケド...人に護られるほど自然は小さくないかな?


坂本 彰弘さん
 (会員342、電波天文学の研究をされています。)


 こんにちは坂本彰弘といいます。所属は文部科学省国立天文台野辺山宇宙電波観測所です。私の仕事のうち主な一つとなっております電波天文周波数マネージメントについての文書を自己紹介にかえさせて頂きます。また野辺山宇宙電波観測所45m電波望遠鏡グループの話を紹介させていただきます。

  電波天文観測を行うにあたってのさまざまな障害についてお考えになったことがあるでしょうか?今の時代使用があたりまえになっている携帯電話を月面に持って行き、そことの通信が可能であるとは誰も思わないでしょう。しかし通常の天体や星間物質が放出している電波はその出力より何桁も弱いものなのです。従って電波天文学を観測的に可能にするためには、電波環境を綺麗にすることが何よりも大切になるのです。しかしそれだけで観測環境が整ったわけではないのです。電波望遠鏡に設置されている超伝導検出器は非常に感度が高いので、放出されている電波がたとえ異なる周波数帯域であっても近い周波数であるなら、その影響を帯域外放射やスプリアス放射として検知してしまうのです。その結果放出された電波は、微弱な天体からの電波を検出するために数十分の積分を行った電波望遠鏡による観測結果を台無しにするに十分な影響を、いとも簡単に与えてしまうことが可能となるのです。私は当初文部科学省国立天文台野辺山宇宙電波観測所に電波天文学を保護するために設置された周波数保護委員会(現在は日本学術会議天文学研究連絡委員会電波天文周波数小委員会並びに文部科学省国立天文台電波専門委員会電波天文周波数小委員会)事務局長として周波数マネージメントの仕事をしております。
 野辺山宇宙電波観測所の45m電波望遠鏡は大学共同利用施設として運用されているミリ波帯では世界最大級アンテナです。世界中の研究者がプロポーザルを書き採択され第一線の研究を遂行するために観測所を訪れます。我々45mグループは45m宇宙電波望遠鏡を世界第一線の装置として日夜改良とメンテナンスを行い最前線の研究を支え、誇りを持って頑張っています。野辺山へおいでの祭には是非我々の努力の成果を見てください。