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David Asherさん と Ahmed Ibrahim Osmanさん
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美星町は星だけでなく女性も美しい
その美女を挟んで右がアッシャーさん、左がオスマンさん

 お二人とも日本スペースガード協会の客員研究員として美星スペースガードセンターで観測、研究をされています。アッシャーさんは英国、北アイルランドにあるアーマー天文台の研究員でもあり、一年のうち半分は英国、半分は日本で過ごされています。


       アッシャーさん

 名前はDavid Asher、スコットランドのエジンバラ出身です。1984年、高校を卒業して大学に入るまでの数ヶ月、幸運にも王立エジンバラ天文台で働く機会がありました。そこで二人の卓越した天文学者である、Victor Clube博士とBill Napier博士から、天文学がいかに魅力的なものかを教えられたのです。数年後、私はオックスフォード大学のClube先生のもとで小惑星、彗星、流星などの力学に関する勉強をしました。そして天文学を専攻したおかげで、幾つかの異なる国で生活するという機会に恵まれたのです。オーストラリアのDuncan Steel博士、および日本の磯部秀三博士のもとで進められた、地球近傍天体の探索に関連するそれぞれのプロジェクトに参加しました。日本では、また中野主一氏から軌道計算に関する多くのことを学ぶことができました。 天文学を離れたときは、クラシック音楽とカントリーサイドの散歩を楽しみます。またテニスとピアノを弾くのも好きなのですが、いずれも下手で、ピアノにいたっては弾き方を忘れています。最近、美星スペースガードセンターの同僚から将棋の指し方を教わり、とても面白いと思っていますが、勝負に勝つなどというところまではいっていません。


        オスマンさん

 私は天文学を専攻する博士課程の学生で、エジプト国立天文地球物理研究所の天文学部の助教授をしています。この研究所はカイロ市の近くで、Helwan市と呼ばれる小さな町にあります。私はTanta大学で物理学を専攻し、二年後、カイロ大学の大学院で天文学を勉強し、1996年に修士号を得ました。博士課程では、天文台サイトからの自然の空の明るさおよび街の影響を受ける人工的空の明るさについての研究を行いました。すでに論文を書き終え、カイロ大学での審査を待っています。今は日本スペースガード協会において、磯部秀三博士とともにDMSP衛星を用いた人工的空の明るさの研究に取り組んでいます。任意の天文台や観測サイト上空の特性を衛星のイメージで定義しようというのが主題です。もう一つ興味を持っているのは小惑星および地球近傍天体に関する研究です。余暇には音楽、旅行、ペインティング、コンピュータを用いたデザイン、それに人間の歴史や異なる文化に関するものを中心に、幅広い分野の読書を楽しんでいます。
 最後にまとめますと、私は、いろいろとユニークな夢を持った普通の天文学者です。この夢というのは、人間は宇宙を探求するように、自分自身についても探求でき、神様から授かった能力をすべて使えるようになれるというものです。現在、人間は自分の持っている能力のごく一部しか使っていないと思います。これは、例えば。携帯電話のような道具を使わなくても他の人と、心と感覚で交信できるようにもなれるということです。いつかこのような夢が現実になればと思っています。