IMPACT「衝突」14号(2001年10月)の紹介-2



NSO(The National Schools Observatory):
センターは、インターネットを通じてハワイとオーストラリアにある2mロボット望遠鏡を利用する予定。学校からもセンターが提供する情報コミュニケーション施設を利用して、NSOを通じて望遠鏡の利用時間の予約が可能になる。

リバプール望遠鏡計画(Liverpool Telescope Project):
センターは、カナリー諸島に設置されたリバプール望遠鏡の利用者になる予定で、ウェブカメラによるリアルタイム利用が予定されている。

メディアサービス:
スペースガードUKは、メディアとの協力体制を過去5年以上に渡って構築してきた。メディアが正確な情報提供ができていない場合が見られるが、スペースガードUKは英国内で最も正確で新しい情報提供を行う。

コンサルタントサービス:
衝突問題は、保険や危機管理産業にとって重要な問題であることが明らかになったが、スペースガードUKは、信頼性の高い助言を提供する。私達は、天体を発見する人達、軌道推定の専門家、環境予測の専門家、メディアの専門家へのアクセスを保持している。また、メンバーには、人類学者、様々な政府機関に所属する人間達、医療関係の専門家、統計学者、地球科学者、その他の様々な専門家がいる。
連絡先:
住所;The Spaceguard Centre, Llanshay Lane, Knighton, Powys LD7 1LW
電話;01547 520247、ファックス:01547 520247
e-mail;spaceguard@dial.pipex.com
ホームページ;http://www.spaceguarduk.com

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センター全景

<ウェルシュ天文台(WELSH OBSERVATORY)の国際スペースガード情報センターへの認定>

スペースガードセンターが、ローマに本拠地を置くスペースガード財団によって、国際的な小惑星・彗星観測関係者の代弁者として認定された。スペースガード財団の理事会は次の発表を行った。
「Jonathan Tateの率いる、スペースガードセンターの親組織(スペースガードUK)は、英国はもとより世界におけるNEO関連組織に対して主導的な役割を果たしている。国際天文連盟のCommission 20およびIAUのNEOに関するWGの結果を受けて形成されたスペースガード財団は、Wales地方Powysにあるスペースガードセンターを、国際スペースガード情報センターに指定した。この種の問題が複数の専門領域に渡るという性質や複雑性から、センターが提供できる様な情報提供は、他の組織では不可能であり、センターは、世界的に比類のない評価を獲得している。」

Dr Andrea Carusi, Istituto di astrofisica spaziale - Sezione di Planetologia, Rome
Dr Eleanor F. Helin, Principal Investigator, NASA Near-Earth Asteroid Tracking (NEAT), Haleakala, Maui, HI
Dr Syuzo Isobe, President of IAU Commission 46 (Astronomy Education and Development), Director of the Bisei Spaceguard Center
Dr Brian G. Marsden, Director, Minor Planet Center, Harvard-Smithsonian Center for Astrophysics
Dr Karri Muinonen, The Observatory, University of Helsinki
Dr Giovanni Valsecci, Istituto di astrofisica spaziale - Sezione di Planetologia, Rome

<最新情報>

・ESAの将来計画である、天文観測ミッション「GAIA」と水星観測計画「BepiColombo」がNEO観測にも有効。(ESA科学ニュース)
・彗星の軌道計算結果が、未知の惑星の可能性を指摘。(GOVERT SCHILLING, inSight, Academic Press, Thursday, 29 March 2001, 5 pm PST)
・地球衝突の可能性がある小惑星を、観測途中で見失う。(The Mirror, 5 April 2001)
・人類の繁栄は、宇宙からの衝突によるところが大きい。(Press Association, 17 April 2001)
・彗星C/2001 A2 (LINEAR)が2つに分裂。(Space Weather
News for May 2, 2001)
・政府(科学担当大臣)が国立NEOセンターの募集を発表。
(20 August 2001)
・地球軌道を通過する長楕円軌道を持つ小惑星族(ダモクレス族)最大級の明るさを持つものが発見された。(Vanessa Thomas, Astronomy.com, 24 August 2001)
・衝突問題の専門家(Duncan Steel)が、英国政府が衝突の危険性を無視していると告発。(New Scientist, 6 September 2001)
・NASAの探査機「Deep Space 1」がBorrelly彗星の写真を撮影。(ANDREW BRIDGES, NASA News Web)
・ スペースガードUKの天文台がオープンしたという記事。(BBC News Online, 28 September 2001)