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IAU・アジア太平洋地域会議、教育セッションの報告
−ベストポスター賞に選ばれた「アステロイド・キャッチャーB-612」−
高橋典嗣(明星大学)


2002年7月2日から5日まで、東京の一橋会館(国際学術センター)において、IAUのアジア太平洋地域会議が開催されました。会議の参観者は、約500人で、口頭発表が約130件、ポスター発表が約300件と地域における国際会議としては比較的大きな規模となりました。日本スペースガード協会からは、磯部理事長、吉川副理事長、高橋(執者)が出席しました。

会議4日目の午前中には教育のセッションが開催されました。座長は、モスクワ大学のIraida Kim教授で、モスクワ大学が主催したシベリヤでの国際日食共同観測や日本の明星大学の活躍などが紹介され、天文観測における国際協力の重要性を指摘されました。
一方、ポスター会場の教育コーナーでは、スペースガード協会による「Educatinal Program by Using Asteroid Software "Asteroid Catcher B-612"」と題した、吉川真、浅見敦夫、David Asher、布施哲治、橋本就安、中野主一、西山広太、大島良明、高橋典嗣、寺園淳也、梅原広明、浦田武、磯部 三らによるポスター発表に終始人が集まっていました。ここでは、「Guide to Spaceguard Detective Agency」、「アステロイド・キャッチャーB-612」及び昨年倉敷で開催された国際会議の集録の配付も行いました。連日熱心な質問を浴び、用意した頒布資料各100部は、ほとんど無くなりました。国際会議最終日に、今回の会議の焦点となった4つの話題とベストポスター賞が2つ選ばれ、合計6名による記者発表が行われました。ベストポスター賞の内の一つは、教育分野から選ばれた日本スペースガード協会の発表で、吉川副理事長が記者発表を行いました。これは、協会の国際的な教育活動と活発な活動が高く評価されたものでした。

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