美星スペースガードセンター  スペースガード探偵団で小学生等が発見した小惑星に番号登録
       
スペースガード探偵団で小学生等が発見した小惑星に番号登録 日本スペースガード協会(高橋典嗣 理事長、東京都渋谷区)が2009年11月に開催した『ペースガード探偵 団』に参加した西山蒼太君(当時岡山県井原市立美星小学校5年生、現在井原市立美星中学校3年生)、竹本 拓冬君(当時岡山県井原市立美星小学校5年生、現在井原市立美星中学校3年生)、橘美希さん(当時岡山県 立岡山操山高等学校1年生、現在ノートルダム清心女子大学2年生)の三人が同年11月22日に新発見し、仮符 号2009 WY52 が付けられていた小惑星の軌道がこの程確定しました。国際天文学連合(IAU )は、2013年10 月18日発行の小惑星回報(M.P.C.85364) で、この小惑星に375927番の番号を付け、新天体として登録したこと を公表しました。 三人には、発見した小惑星の名付け親になることができる命名提案権が与えられます。   2009年11月22日(日)〜23日月)に開催されたスペースガード探偵団には、小学生(7名)、中学生(4名)、  高校生(3名)の14名が参加し地球近傍小惑星(NEA)の探査観測・検出に挑戦しました。夜半前は曇っていた  ものの午前1 時頃からは晴れ始め、口径1m 望遠鏡を使用して小惑星の撮影を行い、撮影した画像から移動天  体の検出を行いました。三人は眠い目をこすりながら頑張って観測、4個の新天体を発見しました。今回、この  内の一つの軌道が確定し、番号登録されました。   この小惑星375927番は、2013年11月10日現在、宵の南の空高く、うお座に20.1等で輝いています。地球から  約2億7千万km、太陽から4億km 離れたところにあり、太陽の周り(火星と木星軌道の間)を約4年5ヶ月で公転  しています。小惑星の直径は、約2.3km です。この小惑星375927番が地球に衝突することはありませんが、今  年ロシアに落下した隕石のように小惑星が地球と衝突すると地球環境が大きく変わり、人類絶滅の危機に墜ち  ることになります。小惑星を発見し、軌道を確定することは、地球を天体衝突から守るスペースガードのため  にも重要なことです。 【発見者】    ○ 西山 蒼太 君      岡山県井原市立美星小学校5年生、現在井原市立美星中学校3年生(岡山県井原市在住)   ○ 竹本 拓冬 君   岡山県井原市立美星小学校5年生、現在井原市立美星中学校3年生(岡山県井原市在住)   ○ 橘 美希 さん   岡山県立岡山操山高等学校1年生、現在ノートルダム清心女子大学2年生(岡山県岡山市在住) 小惑星375927番の軌道要素 元    期(Epoch):2013年11月4.0日 TT = JDT 2456600.5 平均近点離角(M)  :280.19352 近日点引数 (Peri.):226.25505   (単位°:2000.0分点) 昇交点黄経 (Node) :243.99277 軌道傾斜角 (Incl.): 13.07067 日々運動量 (n)° : 0.22129503 離心率   (e)  : 0.0689237 軌道長半径 (a)AU : 2.5204236  (天文単位) 周期    (P)年 : 4.45 絶対実視等級(H)  : 15.9 スロープ  パラメータ(G)  : 0.15    

小惑星375927番発見時の画像

2009年11月22日15時55分(世界時)撮影 口径1.0-m望遠鏡+CCD 露出時間240秒 等級19.3等


小惑星375927番の2013年11月10日の位置関係

軌道図は太陽系を北から見た図です。各惑星、小惑星ともに反時計回りに公転します。


  【集合写真】 参加者記念写真、後方左が1m望遠鏡のドーム


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