[日本スペースガード協会]

小惑星1999 AN10が1955年撮影の写真の中に発見される

地球衝突の可能性は無し


会員の祖父江様からの情報です。
(ホームページ担当の方で手を加えた箇所があります。)

*1999年7月15日受付


NASA広報担当の、R.Baakle氏から、1999 AX10に関する最新のニュースが 配信されました。それによれば半世紀後に地球に衝撃を与える恐れのある 当該小惑星の写真が1955年にパロマで取られておりました。  このデータ による軌道解析の結果、地球に衝突しない事が判明したと報じております。

<要約>

JPLの Near-Earth Object Program Officeから。
1999年7月13日。
http://neo.jpl.nasa.gov/news/news037.html
MPEC 1999年 - N21 (http://cfa-www.harvard.edu/mpec/J99/J99N21.html)

  小惑星1999 AN10が1955年にパロマのスカイサーベイ計画で撮影され た写真上で発見された。2027年の地球接近のときの予想接近距離とあり 得る限りでの最接近距離はそれぞれ0.00260AU と0.00258AUである(およそ 389,000キロ)。 事前の分析では、2044年と2046年に衝突するため に通過しなければならない「鍵穴」 (http://neo.jpl.nasa.gov/news/news018.html) は 現時点で2027年のエラー楕円のずっと外側にある。この事は、衝突 の確率としてはかなり小さいと言われていたものが、事実上全く起こり得な いことであることを意味している。次回の地球への接近は2076年で、 多分0.046AUと0.009AU(6,900,000と1,300,000km)の間であろう。


<原文>

Update On Asteroid 1999 AN10
JPL Near-Earth Object Program Office
July 13, 1999
http://neo.jpl.nasa.gov/news/news037.html

As announced in MPEC 1999-N21
(http://cfa-www.harvard.edu/mpec/J99/J99N21.html),
a trail of asteroid 1999 AN10 was discovered on plates taken in 1955 from the Palomar Sky Survey.  The nominal and minimum-possible close-approach distance for the 2027 Earth encounter are now 0.00260 AU and 0.00258 AU respectively (about 389,000 km).  Preliminary analyses indicate that the 2044 and 2046 impacting key-holes (http://neo.jpl.nasa.gov/news/news018.html) are well outside the current 2027 impact-plane error ellipse.  Thisimplies that those previously highly unlikely impacts are now virtually impossible. The next Earth close-approach is in 2076 and will likely be between 0.046 and 0.009 AU (6,900,000 and 1,300,000 km).