[日本スペースガード協会]

天体の衝突の危険度を表す「トリノ・スケール」


会員の祖父江様からの情報です。
1.概要
2.Torino Impact Hazard Scale
[日本語要約]
[原文]
3.Near Earth Objects Scale Helps Risk Communication
[日本語要約]
[原文]
4.訳者の所感

*1999年8月6日受付


1.概要

昨年来、21世紀の中頃に地球と衝突の恐れがある、小惑星(1999AX10等)の発見 が相次いでおり、過去の軌道データが探し出されたとき、軌道の再計算の結果、 安全であることが確認された。この反省を踏まえ、地球に衝撃を与える小惑星が 発見されたとき、その衝撃度合いを係数で評価する共通の尺度が提案された。 この係数はMIT、惑星科学のBinzel教授が考案し、今年6月にミラノで開催された IAUの国際会議で承認され、其れに因んで、”Torino Scale”とよばれている。 この係数はZeroから10迄の11段階あり、Zeroは衝突の恐れは全くなく、10 は衝突がほぼ確実で、グローバルな気候への影響が甚大である区分である。 衝撃の恐れがある小惑星が発見されたとき、パブリックに発表するプロトコル も同時に採択されて、専門家が正確な評価をする手続きを経て公表されること となった。
なおTorino Sceleは地震のリヒタースケール(マグネチュド)に対比されている。


2.Torino Impact Hazard Scale

Neo News(NASA:7/22/99発行)
このニュースはMITとIAUが発表したNew ”Tolino SCALE”To Measure Impact HazardをNasaが再配信したものである。

[日本語要約]

件名:NEO ニュース(7/22/99) Torino 衝撃危険スケール
       (Tolino  Impact Hazard Scale)
差出人:R.Baalke(Nasa)
親しい友人たちと NEOs の学生:

MITのBinzelによって開発され、最近Torinoで開催されたNEO ワークショップで詳細が論じられたTorino Impact Hazard Scaleを 国際天文連合が採用したことを報告することは私の喜びである。 Torino スケールは予測された小惑星とすい星の衝撃から危険の 種々な程度を分類すること及び伝達に役立てる目的で計画された。 Torino スケールは以下に(詳細が)記述されて、そしてインター ネット( impact.arc.nasa.gov )で参照できる。

同様に、別であるが、関連した話で、私は将来可能性がある衝撃の 発見や予測に関し、提案されたIAUガイドラインの現在のドラフトに 自発的な技術レビューで、あなたの情報を追加した。このレビュー プロセスはTorinoスケールでレベルゼロより上となるいかなる 予測でも勧告される。

デイビッド・モリソン


国際天文連合とMITは衝撃の危険を測る新しい 「 TORINO スケール」を発表

MIT ニュースオフィス

小惑星による危険に関する情報 は次のwebで利用可能:
http://impact.arc.nasa.gov

MITの教授が小惑星が地球に衝突するという可能性に数を割り当てるスケールを 思い付いた。 ゼロまたは1は事実上衝撃や損害の可能性が無いことを意味し、 10はある種の大惨事を意味する。
P・ Binzel 、MITの地球、大気、惑星の科学教授は、科学者、メディアや 大衆が小惑星の潜在的な危険を算定するのを役立せるためにスケールを創作した。 彼はそれが地球と潜在的な最後の審判の日衝突の心配を緩和することを期待する。 Binzelの危険査定システムは地震で使用するリヒタースケールに類似している。 それは6月に国際天文連合(IAU)のワークショップで採用されたイタリアの 都市に因んでTorino Impact Hazardスケールと名付けられる。
IAUは今日(7月22日)外宇宙の探査と平和的利用(UNISPACE III ウィーン 会議)に関する第三回国連の会議で、NEOs と参照された小惑星とすい星で潜在 的な衝撃を判断するために Torino スケールを公式に採用したと発表した。 Torino Impactスケールも特に重要なことは、NEOの発見率が増加する将来の必要 を満たすに時を得たものである」とRickman 、IAUの事務次長、が語った。 「 Torino スケールは特定のNEOで提起された危険を説明する我々の能力で大きな 前進であり」、「もし1より大きな値をもつ物体を発見すれば、スケールはその 結果生じるリスクを伝える効率的な方法であるであろう」とPilcher 、NASA 宇宙科学オフィス、太陽系探査の科学部長、が語った。
「新たに提案された危険スケールに Torino の名にちなんで名を付けることは 過去20年のTorino 天文台の多大な業績に対する大変ありがたい承認である」、 とTorino天文台のCellinoが付加えた。

●DEEP IMPACT?
所定のNEOの軌道弾道に基づいて、危機スケールはそれが地球に接触する確率、 物体の大きさや速度を考慮している。そのスケールは科学者、科学ジャーナリスト と公衆によって異なるレベルの複雑さで運用される。
スケールは NEO に予測された接近遭遇にゼロから10までの数を割り当ている。 ゼロは白領域で、物体が事実上地球に衝突する可能性が無いか、あるいは物体が 非常に小さいので、たとえ地球の大気を通過しても、それが無害な微粒子に分解 されることを意味する。 赤い10は物体がはっきりと地球にぶつかり、「世界 的な気候の大災害」を起こす能力を持つであろうことを意味する。
「スコア」が1から7までの緑、黄色、及びオレンジ色領域の接近遭遇は「注意 深くモニタリングに値するイベント」から「脅迫的なイベント」の範ちゅうに 分類される。確かな衝突は赤領域に分類され、衝撃エネルギーがローカル、地域、 あるいは世界的な破壊をもたらすに十分大きいかどうかにより、数値が8、9 あるいは10に区分される。
今日まで1より大きなスケール値を持ち、緑領域外であると識別された小惑星は 皆無であった。 当初危険スケール値が1の複数の小惑星が追加の軌道測定の後、 地球との衝撃の可能性がゼロとなったことが明らかとなって、カテゴリーゼロに 再分類された。 現在周知のすべての小惑星はゼロのスケール値である。

●宇宙の射撃練習場
Binzel は5年間スケールを開発していた。発見された小惑星で大接近する数が 増加しており、彼は科学者に一貫した伝達方法を与えることを目指した。MITの LINEAR計画のようにNASAからの資金を受けたより高度な最新の機器で、直径約 1キロ以上の推定2,000個のNEOを検出し、追跡をしている。
LINEAR計画は元来人工衛星を監視するため開発された技術で、NEOsの検出とカタ ログ作りに応用されている。それは今日までほとんど25万個の小惑星を発見し、 他のいかなる研究機関よりも多くを発見した。内228個のNEOsが新たに発見 された。宇宙の射撃練習場で、我々惑星の構成天体が今までに識別されたより 多くの小惑星は、太陽系では小惑星の数が増加しないが、−それらを我々の 認識でだけであると、 Binzel は指摘する 。 我々はより多くの小惑星に ついて知っているので、それらの多くが地球のそばを接近して通過するという 認識が増えている。 「これは地球がより危険になったことを意味しない」、 と彼が言った。「幸いに、掛け率は新たに発見された物体が地球を外れること に有利となっている。」
他方、スペースでの物体が地球に当たっている。砂の粒と同じぐらいのごく 小さい破片がいつも我々を攻めたてる。そして小型車サイズの物体が1年間に 数回衝突する。 直径1マイル以上の小惑星が10万年から百万年に一回程度、 衝突するかもしれない。 惑星はこれらの遭遇からの傷跡に耐えている。 1960年代に、米国地質調査所のユージーン Shoemaker はアリゾナ砂漠の 大きなくぼみが隕石口であることを証明した。 たいていの科学者が恐竜が 6千5百万年前に大きい物体によって抹消されたと信じている。シュメーカ・ レビすい星のきちんと文書化された木星への衝突は、衝撃が今日太陽系でまだ 現実のものであることを実証した。しかし、「誰も隕石の衝撃から死を明らか に文書化しなかった」ことを、 Binzel は指摘している。

●危険を審査する
「もしあなたがカリフォルニアの人にリヒタースケールで1の地震が明日起きる」 と言うなら、「それがどうしたのか?」 と彼は言うと Binzel が加えた。 「もしあなたがマグネチュード6について話をするならば、それは全く異なるで あろう。」
それで Binzel は小惑星でも同様であることを期待している。誰もゼロ又はカテ ゴリー1の、殆ど大多数(小惑星)はそれが占めるが、小惑星で眠れなくなると いう人はいない。 彼は1998年3月13日付けの「ニューヨーク・ポスト」見出し 「小惑星にさようならのキスしなさい」に導いた小惑星1997 XF11を取り巻いて いる扇情主義、あるいは1999 AN10小惑星の潜在的な衝撃に関係している天文学者 の発表 − そして素早い撤回 − のような当惑を避けることを望んでいる。 AN10 は今明らかに外れることが知られており、Torino スケールでゼロである。 「科学者が小惑星に関し衝突の相対的な危険を社会に伝えることについてあまり 良い仕事をしなかった」、と惑星天文学の専門家、 Binzel が言った。 これに 直面させられようとしている科学者ー天文学者がそれについて明らかに伝達する 手段を持つべきである。そして社会にはっきりと知らせるが、けれども社会を 混乱させたり、あるいは不必要な警報をしてはいけない。
小惑星が発見されれば、科学者がその10年、15年あるいは100年先にどこにいる かを計算するために、その軌道のごく一部の部分の情報を使おうとしている。 この予測にある程度の不確定性がある。何故なら、その軌道観測は完ぺきでなく、 そしてそれが地球あるいは他の惑星の近くを通過するときその重力によって軌道が 変えられてしまう。しかし「軌道は一般的にきちんと規則正しく作用する」と Binzel が言った。
もっと多くの情報が特定の小惑星について集められるにつれて、其れをスケール上 に配置をすることは相応に調整されよう、と彼が指摘した。 「例外なく(スケール の)配置がゼロに区分されることを期待している。
「私はスケールで達成したいことは、物体が関心に値するか否かにかかわらず、 展望を提出することである」、と彼が言った。「これは激しい結果となるが、 低い確率の事象のケースである。 接近してくる小惑星にどの心配のレベルを割り 当てるべきかを理解することは人間性で難しい。」


TORINO スケール

「21世紀に小惑星とすい星による衝撃危険予測を算定する」
ノート:カラー・グラフィックスの詳細説明をNASAインパクトハザード Web サイト( IMPACT.ARC.NASA.GOV )で見ることが出来る。
Torino スケール(リチャード Binzel )

●それは何のためであるか?
Torino スケールは新発見の小惑星やすい星に関連のする地球衝撃の危険を分類 する、「リヒタースケール」である。それは天文学者と社会が21世紀中に小惑 星やすい星が地球に接近遭遇する予測の重大性を査定するにコミュニケーション 用道具の役をするように意図される。

●なぜ Torino スケールは必要とされるか?
新規小惑星やすい星が発見されるとき、物体が将来数カ月あるいは数十年先に どこにいるかの予測は当然不確かである。発見時の観測は典型的に ただ短い軌道 トラックを測定したか、又はすべての測定精度にある程度、限界があるので これ らの不確実性が生じる。
幸いに、大多数の物体については、最初の計算で次世紀内に地球の近辺を通過 しないことを示に十分である。しかしながら、ある物体については、21世紀に 地球に大接近し、そして万が一の衝突を完全に除外することができない。

●どのように Torino スケールは作動するか?
Torino スケールは0から10までの数値を利用する。そして0は物体が地球との 衝突がゼロか、あるいは無視できるほど小さい可能性であることを表している。 (衝突が実際に起きる場合、あまりにも小さいので破壊されずに地球の大気を通り 抜ける物体も同様ゼロに分類して使用する)。10は衝突が確かであることを示し、 そして衝撃物体が非常に大きいので、それは世界的な気候の大惨事を引き起こす ことになる。
Torino スケールは白から黄色、オレンジ、赤にの至カラーコード(色分)である。 各カラーコードは全体的な意味を持っている:

===========================================
白シェード:「有望な帰結を持たないイベント」
===========================================

0。衝突の可能性はゼロであるか 同じ大きさの任意の物体が次の数十年内に
    地球に衝突するであろうという可能性を大きく下回っている。この指定は
    同様に、衝突が生じたとき、それがそこなわれずに地球の表面に届きそう
    もない小さな物体に適用する。

====================================================
緑シェード:「注意深いモニタリングに値するイベント」
====================================================

1.衝突の可能性は次の数十年内に地球に衝突する同じ大きさの任意の物体と
    同じ確率で、極めて可能性が少ない。

=====================================
黄色シェード:「関心に値するイベント」
=====================================

2.ある程度接近するが、異常接近ではない。
   衝突は殆どありそうもない。

3.接近遭遇で1%又はそれ以上の衝突確率で、局地的な破壊をもたらす衝突。

4.接近遭遇、1%又はそれ以上の衝突確率で、地域的な破壊をもたらす衝突。

=====================================
オレンジシェード:「脅威的なイベント」
=====================================

5.接近遭遇、重大な脅威で地域の破壊をもたらす衝突。

6.接近遭遇、重大な脅威で地球全体の大惨事をもたらす衝突。

7.接近遭遇、非常に重大な脅威で地球全体の大惨事をもたらす衝突。

==================================
赤シェード:「確実な衝突」
==================================

8.局地的に限定された破壊をもたらす衝突。
   このような出来事は50年から1000年の間に一度の割合で地球上の
   どこかで起きる。

9.地域の破壊をもたらす衝突。
   このような事象は千年から十万年に一回の割合で起きる。

10.地球全体の気候の大惨事をもたらす大衝突。このような事象は
    十万年に1度かそれ以下の割合で起きる。

==================================
●どのように物体はどのTorino スケール番号を得るか?
物体はその衝突確率とその運動エネルギー(その質量と遭遇速度の二乗 に比例する)に基づいて Torino スケールが0から10までの値が割り 当てられる。Torinoスケール上の分類は運動エネルギーと衝突確率の グラフィック表現で遭遇接近するイベントの割り当てに基づいている。 地球に複数回大接近する物体は各接近毎に別々のTorino スケール値を 持つであろう。(物体がTorino スケール上に獲得する単一の最も高い 値で要約されるかもしれない)。Torino スケールでは端数や小数値が 使用されない。

●物体のTorinoスケール値 は調整することができるか?
はい! 最初に1かそれ以上と分類された物体のTorinoスケール値は 時間とともに変化することに注目することが重要である。その変化は、 示された物体の軌道の測定値が改善された結果、たいていの場合例外 なく、物体は本当に地球を外れるであろう。それで、新たに発見され た物体の殆どの結末はそれが究極的にカテゴリー0に再割当てされる であろう。最初にカテゴリー0に置かれたどんな物体はそのTorino スケール値が時間で時間で変化しないことである。

●どのように Torino スケールはその名前を得たか?
Torino スケールはMITで地球、大気、惑星科学部、 Binzel 教授に よって考案された。「NEO危険インデックス」と呼ばれる初版は19 95年に国際連合の会議で発表され、会議プロシーディングスを Binzelが出版した。(ニューヨーク科学アカデミ年代史 、1997年 Vol.822)

「危険インデックス」の改訂版が1999年6月にTorino(チューリン) で開催されたNEOの国際会議で発表された。会議出席者は改訂版を採用 することを票決し、そしてそこで授けられた名前「 Torino スケール」 はその会議に於いて NEOによって提出された危険を理解する研究努力の 方向を示す国際協力の精神を認識する。
(「 Torino スケール」は正式名称で、「Turinスケール」ではない。)

終わり


影響の脅威を提出するかもしれない NEOS のためのIAUレビュー 手順を提案した。

* ドラフト***ドラフト***ドラフト **

潜在的に地球に脅威を与える物体が発見される場合、IAUの手続き上の ガイドラインを提言した(7/21/99)。

NEOのIAUワーキンググループ、

認識(Recognizing)すること

− 国際天文連合(IAU)が、世界中の天文学者に相談という状態で、
   地球に対する潜在的な衝撃の予測に導く小惑星あるいはすい星が発見
   される場合に備えて、後に推薦された手順を立案するためにNEOワー
    キンググループ( WGNEO )に命じたこと;
− 小惑星 1997 XF11や1999 AN10の最近のケースが、それら小惑星の発見
   後の早い段階で、このような予測の実例を提供したこと;
− NEO 科学者が衝撃のリスクや脅威を一般に発表する前に、彼らの結果
   ついて事前にレビューを求めるべき専門家の義務とすること;
−潜在的に脅威を与える物体の発見に関する信頼できる情報を当局、メデ
  ィアや一般に提供するために天文学コミュニティによって採用される一連
  のステップを識別する必要があること;
次世紀にどんなApparitionにでもTorino Impact 危険スケールでレベル1、 又はそれ以上の値となる衝撃の予測につながる発見や/理論的な分析を どんな未来のケース対しても、天文学のコミュニティのメンバーに利用 可能とする手続きを勧告する。

IAUは自発的なベースでNEO衝撃の可能性の予測に関係しているすべての 科学者に利用可能な次のレビュー手順を確立する。 World Wide Web を 含めてどんな情報メディアにでも公表しようとする主題を 、発表や/ あるいは文書ドキュメントで公開する前に、著者によって行われた研究を 理解し、そしてその再現に必要な 事例、全データや計算の細部の評価から なる、その予測に継がる情報は、機密レビューのために WGNEO の議長、 IAUの事務総長とWGNEO レビューチームのメンバーに送られるべきである。 永続的なレビューチーム (Review Team) のメンバをIAU NEO Web ページ で掲載されている名前と電子メールアドレスから、IAU Division 3の会長、 その事務総長の同意を得てWGNEOの議長が選ぶであろう。
NEOレビュ-委員会の個々のメンバーはその仕事を技術的正確性で評価し、 72時間以内にメンバーのレビュ-結果をWGNEOの議長と著者に報告書や原稿で 伝えるであろう。
もし上記のレビューの意見一致が重要な衝撃危険があるという結論を支持 するなら、この分析の結果は一般アクセスのためにIAU Web ページで公表 されるであろう。もしレビューがオリジナルな分析と意見が違うなら、 あるいは評者の間に意見が不一致ならば、レビューの機密結果は それらが 適合するように修正するか、 彼らの仕事を改善することができるように著者 に返却される。 WGNEOのWeb ページで公表されたニュースはIAUの公式な 立場を代表しており、重要な更新が必要にならないなら、WGNEOはそれ以上の 情報を提供しないあろう。

もし彼らが彼らの結論を一般にリリースすることを決めるなら、その仕事の 著者はこのIAUの見解をメディアに参照するよう奨励される。 もし種々の 政府機関(例えば、NASAあるいはESA)によって要請されるならば、 IAUは同じく WGNEO レビューの結果をこれらの政府機関の責任がある高官 に知らせるであろう。

デイビッド・モリソン
NEOs IAUワーキンググループ議長


[原文]

差出人: Ron Baalke[SMTP:baalke@ssd.jpl.nasa.gov]
送信日時: 1999年7月22日 23:39
宛先: neo-release@www.jpl.nasa.gov
件名: Torino Impact Hazard Scale Adopted

NEO News (7/22/99) Torino Impact Hazard Scale Dear friends and students of NEOs:
It is my pleasure to report the adoption by the International Astronomical Union of the Torino Impact Hazard Scale, developed by Rick Binzel of MIT and discussed in detail at the recent NEO workshop in Turino, Italia. The Torino Scale, which is designed to classify and help communicate various degrees of hazard from predicted asteroid and comet impacts, is described below and can be referenced on the Internet at (impact.arc.nasa.gov).

Also, in a separate but related story, I have added for your information the current draft of proposed IAU guidelines for voluntary technical review of discoveries or predictions of possible future impacts. This review process is recommended for any prediction that rises above level zero on the Torino scale.

David Morrison


INTERNATIONAL ASTRONOMICAL UNION AND MIT ANNOUNCE NEW "TORINO SCALE" TO MEASURE IMPACT HAZARDS

MIT News Office
Massachusetts Institute of Technology,
Cambridge, MA 02139-4307
Phone: 617-253-2700
http://web.mit.edu/newsoffice/www

More information on asteroid hazards available at:
http://impact.arc.nasa.gov

CAMBRIDGE, Mass. -- A Massachusetts Institute of Technology professor has come up with a scale that assigns a number to the likelihood that an asteroid will collide with the Earth. Zero or one means virtually no chance of impact or damage; 10 means certain catastrophe.

Richard P. Binzel, professor of Earth, Atmospheric and Planetary Sciences at MIT, created the scale to help scientists, the media and the public assess the potential danger of asteroids. He hopes that it will assuage concerns about a potential doomsday collision with the Earth.

Binzel's risk-assessment system is similar to the Richter scale used for earthquakes. It is named the Torino Impact Hazard Scale for the Italian city in which it was adopted at a workshop of the International Astronomical Union (IAU) in June.

The IAU will announce today (July 22) at the third United Nations conference on the exploration and peaceful uses of outer space (UNISPACE III in Vienna, Austria) that it has officially endorsed the Torino scale to gauge potential impacts with asteroids and comets, collectively referred to as near-Earth objects (NEOs).

"What I find especially important about the Torino impact scale is that it comes in time to meet future needs as the rate of discoveries of near-Earth objects continues to increase," said Hans Rickman, IAU assistant general secretary.

"The Torino scale is a major advance in our ability to explain the hazard posed by a particular NEO," said Carl Pilcher, science director for solar system exploration in the NASA Office of Space Science in Washington, D.C. "If we ever find an object with a greater value than one, the scale will be an effective way to communicate the resulting risk."

"Naming the newly proposed hazard scale after Torino is a highly appreciated recognition of the Torino Astronomical Observatory's great deal of work over the past two decades," said Alberto Cellino, astronomer at the Torino Astronomical Observatory.

●DEEP IMPACT?

Based on the orbit trajectory for a given NEO, the scale takes into account the object's size and speed as well as the probability that it will come into contact with the Earth. The scale can be used at different levels of complexity by scientists, science journalists and the general public.

The scale assigns a number from zero through 10 to a predicted close encounter by an NEO. A zero, in the white zone, means that the object has virtually no chance of colliding with the Earth or that the object is so small it would disintegrate into harmless bits if it passed through the Earth's atmosphere. A red 10 means that the object will definitely hit the Earth and have the capability to cause a "global climatic catastrophe."

Close encounters in the green, yellow and orange zones with "scores" from one to seven are categorized as "events meriting careful monitoring" to "threatening events." Certain collisions fall in the red zone, with values of eight, nine or 10, depending on whether the impact energy is large enough to be capable of causing local, regional or global devastation.

No asteroid identified to date has ever made it out of the green zone by having a scale value greater than one. Several asteroids that had initial hazard scale values of one have been reclassified into category zero after additional orbit measurements showed that the chances of impact with the Earth became zero. All currently known asteroids have scale values of zero.

●A COSMIC SHOOTING GALLERY

Binzel, who has been developing the scale for five years, aims to give scientists a consistent way to communicate about the growing number of close-encounter asteroids being spotted. Increasingly sophisticated equipment, partially funded by NASA, such as the Lincoln Near Earth Asteroid Research (LINEAR) project at MIT's Lincoln Laboratory in Lexington, Mass., is being used to detect and track a growing number of the estimated 2,000 NEOs larger than about a half-mile (1 kilometer) in diameter.

The LINEAR project uses technology originally developed for the surveillance of Earth-orbiting satellites to detect and catalog NEOs. It has detected almost 250,000 asteroids to date, more than any other source. Of these, 228 are newly discovered NEOs.

While more asteroids than ever are being identified in the cosmic shooting gallery inhabited by our planet, Binzel points out that there is no increase in the number of asteroids out there -- only in our awareness of them. Because we know about more asteroids, there is an increasing awareness that many of them can make close passes by the Earth. "This doesn't mean that the Earth is in any greater danger," he said. "Fortunately, the odds favor that newly discovered objects will miss."

On the other hand, space-borne objects do hit the Earth. Tiny fragments as big as grains of sand bombard us constantly, and objects the size of a small car hit a few times a year. An asteroid bigger than a mile across might hit once every 100,000 to 1 million years. The planet bears scars from these encounters.

In the 1960s, Eugene Shoemaker of the U.S. Geological Survey proved that a big dent in the Arizona desert is a meteor crater. Most scientists believe that the dinosaurs were wiped out by a massive object 65 million years ago. The well-documented collision of the Shoemaker-Levy comet with Jupiter demonstrates that impacts are still a reality in the solar system today, but, Binzel points out, "No one has clearly documented deaths from a meteorite impact."

●JUDGING HAZARDS

"If you tell a Californian that an earthquake registering one on the Richter scale was going to hit tomorrow, he would say, 'So what?'" Binzel said. "If you were talking about a six, that would be different."

So Binzel hopes it will be with asteroids. Nobody should lose sleep, he said, over an asteroid in the zero or one category, which accounts for the vast majority of them. He hopes to avoid sensationalism such as that surrounding the 1997 XF11 asteroid that led to the New York Post headline of March, 13, 1998, "Kiss your asteroid goodbye," or embarrassments such as astronomers' announcement -- and quick retraction -- regarding the 1999 AN10 asteroid's potential impact. AN10 is now known to be a sure miss, a zero on the Torino scale.

"Scientists haven't done a very good job of communicating to the public the relative danger of collision with an asteroid," said Binzel, who is a specialist on planetary astronomy. "Scientist-astronomers who are going to be confronted with this should have some means of clearly communicating about it so as to clearly inform but not confuse or unnecessarily alarm the public."

Once an asteroid is detected, scientists try to use information that shows a tiny section of its orbit to calculate where it will be in 10, 15 or 100 years. There is some uncertainty in this prediction because the orbit measurements are not perfect and the NEO may be altered by gravity if it passes close to the Earth or another planet, but "orbits generally behave like clockwork," Binzel said.

As more information is gathered about a particular asteroid, its placement on the scale can be adjusted accordingly, he points out. "It is hoped that in all cases the placement will go to zero.

"What I hope the scale will accomplish is to put in perspective whether an object merits concern," he said. "This is a case of a high-consequence but low-probability event. It's difficult in human nature to figure out what level of anxiety we should assign to an approaching asteroid."


THE TORINO SCALE

"Assessing Asteroid and Comet Impact Hazard Predictions in the 21st Century"

NOTE: FULL DESCRIPTION WITH COLOR GRAPHICS CAN BE FOUND ON THE NASA IMPACT HAZARD WEBSITE (IMPACT.ARC.NASA.GOV)

The Torino Scale (by Richard Binzel)

●What is it for?

The Torino Scale is a "Richter Scale" for categorizing the Earth impact hazard associated with newly discovered asteroids and comets. It is intended to serve as a communication tool for astronomers and the public to assess the seriousness of predictions of close encounters by asteroids and comets during the 21st century.

●Why is the Torino Scale needed?

When a new asteroid or comet is discovered, predictions for where the object will be months or decades in the future are naturally uncertain. These uncertainties arise because the discovery observations typically involve measurements over only a short orbital track and because all measurements have some limit in their precision.

Fortunately, for the majority of objects, even the initial calculations are sufficient to show that they will not make any close passes by the Earth within the next century. However, for some objects, 21st century close approaches and possible collisions with the Earth cannot be completely ruled out.

●How does the Torino Scale Work?

The Torino Scale utilizes numbers that range from 0 to 10, where 0 indicates an object has a zero or negligibly small chance of collision with the Earth. (Zero is also used to categorize any object that is too small to penetrate the Earth's atmosphere intact, in the event that a collision does occur.) A 10 indicates that a collision is certain, and the impacting object is so large that it is capable of precipitating a global climatic disaster.

The Torino Scale is color coded from white to yellow to orange to red. Each color code has an overall meaning:

======================================================
WHITE SHADING:  "EVENTS HAVING NO LIKELY CONSEQUENCES"
======================================================

0.  The likelihood of a collision is zero, or well below
    the chance that a random object of the same size
    will strike the Earth within the next few decades.
    This designation also applies to any small object
    that, in the event of a collision, is unlikely
    to reach the Earth's surface intact.

====================================================
GREEN SHADING:  "EVENTS MERITING CAREFUL MONITORING"
====================================================

1.  The chance of collision is extremely unlikely, about
    the same as a random object of the same size
    striking the Earth within the next few decades.

==========================================
YELLOW SHADING:  "EVENTS MERITING CONCERN"
==========================================

2. A somewhat close, but not unusual encounter.
   Collision is very unlikely.

3. A close encounter, with 1% or greater chance of a
   collision capable of causing localized destruction.

4. A close encounter, with 1% or greater chance of a
   collision capable of causing regional devastation.

=====================================
ORANGE SHADING:  "THREATENING EVENTS"
=====================================

5. A close encounter, with a significant threat of a
   collision capable of causing regional devastation.

6. A close encounter, with a significant threat of a
   collision capable of causing a global catastrophe.

7. A close encounter, with an extremely significant threat
   of a collision capable of causing a global catastrophe.

==================================
RED SHADING:  "CERTAIN COLLISIONS"
==================================

8. A collision capable of causing localized destruction.
   Such events occur somewhere on Earth between
   once per 50 years and once per 1000 years.

9. A collision capable of causing regional devastation.
   Such events occur between once per 1000 years
   and once per 100,000 years.

10. A collision capable of causing a global climatic
    catastrophe.  Such events occur once per
    100,000 years, or less often.

==============================
●How does an object get its Torino Scale number?

An object is assigned a 0 to 10 value on the Torino Scale based on its collision probability and its kinetic energy (proportional to its mass times the square of its encounter velocity). Categorization on the Torino Scale is based on the placement of a close approach event within a graphical representation of kinetic energy and collision probability . An object that is capable of making multiple close approaches to the Earth will have a separate Torino Scale value associated with each approach. (An object may be summarized by the single highest value that it attains on the Torino Scale.) There are no fractional values or decimal values used in the Torino Scale.

●Can the Torino Scale value for an object change?

Yes! It is important to note that the Torino Scale value for any object initially categorized as 1 or greater _will_ change with time. The change will result from improved measurements of the object's orbit showing, most likely in all cases, that the object will indeed miss the Earth. Thus, the most likely outcome for a newly discovered object is that it will ultimately be re-assigned to category 0. Any object initially placed in category 0 is unlikely to have its Torino Scale value change with time.

●How did the Torino Scale get its name?

The Torino Scale was created by Professor Richard P. Binzel in the Department of Earth, Atmospheric, and Planetary Sciences, at the Massachusetts Institute of Technology (MIT). The first version, called "A Near-Earth Object Hazard Index", was presented at a United Nations conference in 1995 and was published by Binzel in the subsequent conference proceedings (Annals of the New York Academy of Sciences, volume 822, 1997.)

A revised version of the "Hazard Index" was presented at a June 1999 international conference on near-Earth objects held in Torino (Turin) Italy. The conference participants voted to adopt the revised version, where the bestowed name "Torino Scale" recognizes the spirit of international cooperation displayed at that conference toward research efforts to understand the hazards posed by near-Earth objects. ("Torino Scale" is the proper usage, not "Turin Scale.)

end


PROPOSED IAU REVIEW PROCEDURES FOR NEOS THAT MIGHT POSE AN IMPACT THREAT

**DRAFT***DRAFT***DRAFT**

Proposed IAU procedural guidelines in the event that a potentially Earth threatening object is discovered (7/21/99).

The IAU Working Group on Near-Earth Objects,

RECOGNIZING

-  that the International Astronomical Union (IAU) has charged its Working
Group on Near-Earth Objects (WGNEO), in consultation with astronomers
worldwide, to draft a set of recommended procedures to be followed in case
asteroids or comets are discovered that lead to predictions of potential
impacts on Earth;

-  that the recent cases of asteroids 1997 XF11 and 1999 AN10 have
provided, at an early stage after their discovery, real examples of such
predictions;

-  that NEO scientists have a professional obligation to seek peer review
of their results before any public announcement of impact risk or threat;

-  that there is a need to identify the successive steps to be adopted by
the astronomical community in order to provide the authorities, the media
and the public with reliable information on the discovery of potentially
threatening objects;
RECOMMENDS the following procedures to be available to the members of the astronomical community in any future case of discovery and/or theoretical analysis leading to the prediction of impacts that fall at level 1 or higher on the Torino Impact Hazard Scale at any apparition in the next century.

The IAU establishes the following review procedure available on a voluntary basis to all scientists involved in prediction of possible NEO impacts. The information leading to such a prediction, consisting of an evaluation of the case and all data and computational details necessary to understand and reproduce the studies carried out by the authors, shall be transmitted for confidential review to the chair of the WGNEO, the General Secretary of the IAU, and the members of the WGNEO Review Team, before any announcement and/or written document on the subject be made public on any information media, including the World Wide Web. The membership of the standing Review Team will be selected by the Chair of the WGNEO with the concurrence of the IAU Division 3 President and the General Secretary, with names and e-mail addresses posted on the IAU NEO webpage. The individual members of the NEO Review Committee shall review the work for technical accuracy and shall communicate within 72 hours the results of their reviews to the President of the WGNEO and directly to the authors of the report or manuscript.

If the consensus of the above review supports the conclusion that there is a significant impact risk, the results of this analysis will be posted on the IAU webpage for public access. If the review disagrees with the original analysis or if there is not a consensus among the reviewers, the confidential results of the review will be given to the authors so they can revise or improve their work, as they see fit. The news posted on the WGNEO webpage shall represent the official position of the IAU; no further information will be provided by the WGNEO, unless important updates become necessary.

The authors of the work are encouraged to refer the media to this IAU position if they choose to make a public release of their conclusions. If so requested by various agencies (e.g., NASA or ESA), the IAU will also inform the responsible officials of these agencies of the results of the WGNEO review.

David Morrison
President, IAU Working Group on NEOs


David Morrison, NASA Ames Research Center
Tel 650 604 5094; Fax 650 604 1165


3.Near Earth Objects Scale Helps Risk Communication

MITが発行し、Nasaから配信されたニュース、上記発表の要約。

[日本語要約]

ダグラス Isbell
本部、ワシントンDC  1999年7月22日
リリース:99 - 83
件名:NEOスケール(マグネチュド)が危機コミュニケーションに役に立つ
( Near Earth Objects Scale Helps Risk Communication)

惑星科学者が地球に衝突する恐れのある小惑星やすい星に関連のあるリスクを 伝える新しい手段を開発した。

地震で使われるリヒタースケールに類似たリスク査定スケールが地球に接近 する天体に価値(数値)を割り当てるであろう。スケールはゼロから10までの 数値で運用する。ゼロか1の値を持つ物体は事実上地球に損害を与える可能性は ない。しかしスケール10は世界的な気候の大災害を意味する。

マサチューセッツ工科大学(MIT)の大気、地球、惑星科学の教授、Binzel 博士がそのスケールを考案した。スケールが1999年6月初めに国際天文連盟 (IAU)によって採択されたイタリアの都市にちなんで、トリノ 衝撃危険 スケールと名前をつけられた。

これら衝撃のイベントは殆ど生しないが、もしそれが生したならばひどい結末と なる」、と Binzel が語った。「接近している小惑星やすい星についてどの心配 のレベルを持つべきであるか理解することは難しい。私は、丁度リヒタースケール が地震で果たす役割と同様に、Torino スケールはNEOが社会問題に値するか否か にかかわらず、全体的な視野で見ることを期待する。」

スケールはウィーンで開催された国連の UNISPACE IIIの会議で発表され、本日、 IAUが公式に支持した。

私が Torino 衝撃スケールについて特に重要であることを見いだすものは、 NEOの発見率が増加している今、それが未来の必要を満たす丁度良いタイミングで あったということでとである」、とIAU事務次長、Rickman氏が語った。

スケールは、それが地球に衝突するという確率と、物体の大きさとスピードを 考慮に入れている。スケールは科学者、科学ジャーナリストと社会によって異 なるレベルの複雑さにおいて使うことができる。

接近遭遇は、Torino - スケール値で2から7までを割り当てられて、「関心に 値いするイベント」から「脅迫的なイベント」の範囲で分類されている。 ある 特定の衝突は、衝撃エネルギーがローカルか、地域か、あるいは世界的な破壊を 起こすのに十分大きいかどうかによって、8、9または10に値に位置づけられ ている。

「今日まで、1より大きい値を持つと識別された小惑星は存在しなかった」と 5年間スケールに取り組んでいた Binzel が指摘した。 最初、危険スケール 値が1であったいくつかの小惑星は、追加の軌道測定が地球との衝撃の機会が 本質的にゼロであったということを明らかにしたの後にゼロに再分類された。

「誰もゼロあるいは1のカテゴリーで小惑星が理由で眠れなくなる人はいない」、 と Binzel が言った。「科学者が小惑星との衝突の相対的な危険性を公衆に伝達 することについてあまり良い仕事をしなかった。トリノスケールは公衆を混乱さ せないで、明確に知らせるのに役立せるべきである」。

LINEAR計画の様に、特にNASAの基金で最新の装置が増加することで、推定2000 個の直径1Km以上のNEOの検出と追跡に使用している。 そのプロジェクトは地球 を周回する人工衛星の監視用に元来開発された技術を流用した。それは今日まで ほとんど25万個の小惑星を検出し、他のいかなる観測所より多く発見した。 これらの内、228個が新たに発見されたNEOである。

大きな小惑星は殆ど地球に対する脅威とはならない。直径1マイル程の小惑星は 平均で十万年から百万年ごとに起きるかもしれない。他方、最大で砂粒程の小さな 隕石の破片が常時地球に降り注いでいる。そして小型車のサイズの物体が年に数回 地球と衝突する。

小惑星が検出されるたならば、科学者がその10、15あるいは100年先に どこにいるかを計算するためにその軌道のごく一部からの追跡データを使用する。 軌道測定が完ぺきでなく、そしてもしそれが地球か他の惑星の近くを通過するなら、 その物体はその軌跡が重力によって変化をもたらされるかもしれないので、その 予測に若干の不確実さがある。より多くの情報が特定の小惑星について集められる につれて、そのスケール値の割り当ては調整されよう。

「 Torino スケールは特定の物体によって提起された危険を説明する能力は飛躍的 に進歩した」、と Pilcher 博士、NASA宇宙科学オフィス、太陽系探査部長、が 語った。「もしスケール1以上の物体が発見されたならば、そのスケールは結果て 生じている危険を伝達する効率的な方法であるであろう。」

Torino スケールの詳細な説明と関連するグラフィックスは次のインターネットで 利用可能である。
http://impact.arc.nasa.gov


[原文]

Douglas Isbell
Headquarters, Washington, DC July 22, 1999

Deborah Halber
Massachusetts Institute of Technology, Cambridge, MA
RELEASE: 99-83

NEAR EARTH OBJECTS SCALE HELPS RISK COMMUNICATION

Planetary scientists have developed a new means of conveying the risks associated with asteroids and comets that might collide with the Earth.

A risk-assessment scale, similar to the Richter scale used for earthquakes, will assign values to celestial objects moving near Earth. The scale will run from zero to 10. An object with a value of zero or one will have virtually no chance of causing damage on Earth; a 10 means a certain global climatic catastrophe.

The scale was created by Dr. Richard P. Binzel, professor of Earth, Atmospheric and Planetary Sciences at the Massachusetts Institute of Technology (MIT) in Cambridge, MA. It is named the Torino Impact Hazard Scale after the Italian city in which the scale was initially adopted by the International Astronomical Union (IAU) in June 1999.

"These events have a small probability of occurring, but if they happen they can have severe consequences," said Binzel. "It is difficult to figure out what level of anxiety we should have about an approaching asteroid or comet. I hope the Torino scale will put in perspective whether a Near-Earth Object merits public concern, just as the Richter Scale does with earthquakes."

The scale is being endorsed officially today by the IAU in an announcement at the United Nations' UNISPACE III conference in Vienna, Austria.

" What I find especially important about the Torino impact scale is that it comes in time to meet future needs as the rate of discoveries of Near-Earth Objects continues to increase," said Dr. Hans Rickman, IAU Assistant General Secretary.

The scale takes into account the object's size and speed, as well as the probability that it will collide with Earth. The scale can be used at different levels of complexity by scientists, science journalists and the public.

Close encounters, assigned Torino-scale values from two to seven, could be categorized as ranging from "events meriting concern" to "threatening events." Certain collisions would merit values of eight, nine or 10, depending on whether the impact energy is large enough to cause local, regional or global devastation.

No asteroid identified to date has ever had a value greater than one, noted Binzel, who has been working on the scale for five years. Several asteroids that had initial hazard scale values of one have been reclassified to zero after additional orbit measurements showed that the chances of impact with the Earth were essentially zero.

"Nobody should lose sleep over an asteroid in the zero or one category," Binzel said. "Scientists haven't done a very good job of communicating to the public the relative danger of collision with an asteroid. The Torino Scale should help us clearly inform but not confuse the public."

Increasingly sophisticated equipment, partially funded by NASA, such as the Lincoln Near Earth Asteroid Research project at MIT's Lincoln Laboratory in Lexington, MA, is used to detect and track a growing number of an estimated 2,000 Near-Earth Objects larger than about a half-mile (one kilometer) in diameter. The project uses technology originally developed for the surveillance of Earth-orbiting satellites. It has detected almost 250,000 asteroids to date, more than any other source. Of these, 228 are newly discovered Near-Earth Objects.

Large asteroids are rarely a threat to the Earth. An asteroid bigger than a mile across might hit once every 100,000 to one million years on average. On the other hand, tiny meteorite fragments as big as grains of sand bombard Earth constantly, and objects the size of a small car hit a few times a year.

Once an asteroid is detected, scientists use tracking data from a tiny section of its orbit to calculate where it will be in 10, 15 or 100 years. There is some uncertainty in this prediction because the orbit measurements are not perfect and the path of an object may be altered by gravity if it passes close to Earth or another planet. As more information is gathered about a particular asteroid, its placement on the scale can be adjusted.

"The Torino scale is a major advance in our ability to explain the hazard posed by a particular object," said Dr. Carl Pilcher, science director for Solar System exploration in NASA's Office of Space Science, Washington, DC. "If we ever find an object with a value greater than one, the scale will be an effective way to communicate the resulting risk."

A more detailed explanation of the points on the Torino scale and related graphics are available on the Internet at:
http://impact.arc.nasa.gov


4.訳者の所感

NEOの脅威について NEOの専門家、関心があるアマチュア、一般の 人々が、共通の尺度で理解できることは大きなメリットである。 Tolino Scaleがリヒタースケール同様定着することを期待したい。