[日本スペースガード協会]

今週のニュース( Sept  16  Part-1 )


会員の祖父江様からの情報です。
1 概要
2 ニュースの詳細
2─1  TORINO衝突会議提言
2−2 Student Seek Asteroid Data
2─3 衝突コースから絶滅へ
3 訳者の所感
*1999年9月16日受付


1 概要

 Torino会議の最終報告がCCNetで配信されている。何件かの報告はドラフト 報告と内容は全く同じだが新規に報告されたものもある。今回は其の中から TORINO衝突会議提言( TORINO IMPACT MEETING RECOMMENDATIONS)を選んだ。
以下の要望や提言がなされている。
   * 国ごとにスペースガードセンターを設立する提言
   * NEOの検出とフォローアップの要請 (特に南半球の観測の充実)
   * 宇宙船から観測によるNEOの詳細な調査の提言
   * NEOに関するデータベースの充実と軌道計算サービスの提言
   * NEO発見後一般に公表するまでのプロセス、手続き及びルールの提言(ドラフト)

 第二のニュースは中学生から学校の課題のため、小惑星のデータを求めているという、 投書のやり取りを電子メールで紹介している。特にTours Technologies社副社長 Williams氏が当協会のNEO探索システムの概要の紹介と、また外部からその観測データを 利用する上での課題を指摘している。尚同社は建設中の望遠鏡の設計と組み立てを 担当している。

 第三のニュースは”衝突コースから絶滅へ:Collision Cource To Extinction”という タイトルでイギリスのタイムズ社が高等教育補足資料として発行したものをCCNetが 配信したものである。
 NEOに関し、一般(タイム紙の読者層、学生など)への啓蒙目的とし、小惑星との衝突が 地球文明に大きな影響を与えたこと、今後も其の脅威が存在すること、及びその脅威を 抑止する研究について言及している。


2 ニュースの詳細

2─1  TORINO衝突会議提言
  (TORINO IMPACT MEETING RECOMMENDATIONS)

差出人:ドン・Yeomans、JPL、衝突会議副議長
日付: 1999年8月5日
表題: Torino会議「小惑星および彗星の脅威のための国際的な監視プログラム」
    ( IMPACT )の出席者の一般演説、1999年6月1-4日

[日本語要約]

認識:
 その宇宙の衝突は、地球上の文明や生命に影響を及ぼす非常に確率は低いが、 高い代償の現象;
 その論題の相当な世界的専門調査報告や小天体の研究で優れた国立のセンター の存在;
 NEOの発見、天体測定、物理的な特性、および動的な振舞いを含めてNEOの 効果的な監視システムを実現するという要求;
 そのスタートは、国際的なスペースガード計画を確立する方向性を築くこと;

政府が成すべきことの提言:
 衝突危険の評価に関して彼らの政府にアドバイスをすること、及びNEO研究の 中心として活動するため、国立スペースガードセンターの確立すること;
国際的なスペースガード計画で国際協力を促進するため、これらのセンターを 財政的に支援すること。

●NEOのグラウンド・ベースからの発見とフォローアップ観測の提言

 世界のどんなグループでもスペースガードサーベイを完結するのに不十分な 設備であることと、多様なシステムの使用を最適化する複雑さに注意する事で、 Torino研究会の出席者は新規発見とフォローアップシステムの完全な一式を 最適化するために必要な努力を強く要求している。
特に、次のようにNEOの探索、新規発見、フォローアップ、および再発見の各 分野である。

探索(Search):
 現在、毎月NEOを求める空の探索は、北半球の観測サイトで飽和に近づいている ので、その努力はより微かな限界光度に探査努力を拡張するべきである。

フォローアップ(Follow Up):
 ステップは軌道計算に必要なフォローアップ観測に追加の奨励金を(必要性を) 検証されるべきである。

南半球観測(Southern Hemisphere Observing):
 それは、プロとアマチュア両方のために南半球でNEO探索施設があるのが 望ましく、かつ南半球でNEOフォローアップの設備が重要である。
 ほとんどの南半球の国々で困難な経済情勢にあることを認識しており、我々は これらの設備を利用できるよう、適当な政府系機関が国や地域の努力を支援する ことを奨励する。

重大な観察(Critical observations) :
 NEO発見自体の後に続いて生じる再観測(再発見)の機会にNEOが観測されている 事を確認するため、北半球や南半球の両方で十分に大きい望遠鏡でアクセスが 改善されるべきである。

●NEOについて物理的な特性描写と宇宙を基地とする観測の提言

 NEOのサイズ、反射率(albedos)、構成要素、スピン割合、形状、および 大きな物質の特性を知ることの重要性から考えて、以下の提言がなされた:

 可視光や近赤外線分光、赤外線放射測定、光度曲線分析を目的とする光度測定、 及び国際的なレーダー観測などNEOに適切な地上施設により多くの観察時間を 割り当てるべきである。

 NEOのサイズ、反射率(albedos)、及び構成要素(組成)を確定するために、 赤外線ー可視光の宇宙望遠鏡の設計と特性を決めるために研究が行なわれるべきである。
この研究は、その軌道が完全に地球の軌道の内側にあるAtensや他の小惑星を効率的に 探査すると同じように、サーマル赤外線とビジュアルな配列、および、赤外線の 熱量分光計を大きなフォーマットを考慮すべきである。
宇宙ベースの計測と地上ベースの測定の費用効果は、検証されるべきである。

 NEOsへの追加の宇宙探査は、物体のさまざまなグループの特性を示すこと、及び それらの物質の属性、特に物質の強度と慣性モメントを決定すること、を 引き受けるべきである。

 光度測定、偏向測定(polarimetry)、放射測定(radiometry)、分光学、 レーダー技術と宇宙ベースの測定から得られた物理的なパラメーター (および対応する参照)を含んで、ウェブ・ベース・データベースが、NEOsの 物理的な特性に関する情報を提供するために、開発されるべきである。

●およびNEO調査に必要な計算とデータ処理の提言

 NEO調査のためにデータの自由な交換の重要性を認識すること、然し現在の状況から 適切な資金の必要性とスムーズな移行を認知することで、小惑星センター( MPC )、 以下のゴールに向かって迅速に行動すべきである:
 もしMPCがこれらのデータを公開する前にその観察者のデータを有効とすることを 観察者が要求しないならば、MPCのすべてのデータ・セットは、生成され、更新され そしてほぼリアルタイム(すなわちMPCでデータを受けてから数分以内に)で自由に 配布されるべきだ。

発見前のデータ:
 複数の写真乾版のアーカイブ検索エンジンの開発が必要である。これらの乾版の 必要な測定を促進するために財政上の奨励金を提供する必要があるかもしれない。

レーダーデータ:
 我々は軌道改善を目的に適時、NEOレーダー観測の重要性を強調する。 衝突の可能性は、レーダー観測で確認するかまたは除外されるかもしれない。それゆえ、 我々は、レーダー観測能力を維持し、可能であれば、更新すること及び南半球に拡張 することを要請する。

観察のスケジューリング:
 観測のスケジュールを最適化するためのサービスの開発とメンテナンスは、 軌道改善を最大限に、かつ観測の目標の優先度を確立するのが望ましい。

軌道算定:
 (独立した)複数の軌道算定グループが、それぞれの軌道の解と不確実性の 推定値を相互に比較しあう事を提言する。

軌道の非線形性(Nonlinearity):
 軌道の不確実性の計算とその伝播の非線形性の重要性は定量化が困難である。 この話題のそれ以上の研究が必要である。

潜在的な脅威の分析:
 NEO軌道が確定するかまたは変化した時に、計算用の「フィルター」を適用 すべきである。

典型的なシーケンスは、以下のステップから構成されるだろう。
* 時間の関数としてMOIDとその不確実性を計算すること。
* 地球に対する脅威が明白で、そして観測と一致している全ての大接近を計算すること。この分析は次の50年といったような合理的な時間枠をカバーすべきで、そして地球に衝撃を与える未発見のNEOのバックグランド率の確率の桁数(order)の事例を発見することを考慮に入れること。
* 潜在的に衝撃を与える事件を注意深く分析せよ。
  我々は、これらの算定がいつも最低2つの独立したグループによって実行されことを要請する。

初期の軌道算定:
 我々は初期の軌道とそれらの不確実性を算定する研究を奨励する。

彗星および小惑星の軌道:
 我々は(独立した)他のグループが彗星の軌道と衝突確率を計算することを強く 要請する。彗星の非重力な( outgassing )力学モデルは非常に拡張された観測資料 群に照らして再観測することと、計算能力の改善を提言する。更に(研究)努力は Yarkovsky効果といった小惑星の非重力的な摂動が小惑星の軌道進化の感度を検証 することを継続すべきである。

●NEOの危険管理に於けるける国際協調の提言

 Torino IMPACT研究会はIAUのWGNEOの後援の下に自発的なプロセスが開発される ことを提言する。其のために研究者は相当な大きさのNEOが(地球と)衝突する 可能性があるという予測に、それが公表される前に、仲間うちで迅速にレビューを 得ることによって、彼らのプロの義務を果たすことを奨励されるだろう。

 付録Aで概略が取纏められている問題とガイドラインは、以下の考察の主題を IAU WGNEOが考察することによって基本方針を形成すべきである;
一般的事務手続とガイドライン( Appendix A )は、2000年8月に次回の IAU一般総会でレビューされるべきである。

 WGNEOレビュー委員会で彼らの分析を完了するのに示唆された時間が必要である。 そしてWGNEO議長への報告も定義される必要がある(この時間間隔は現在付録Aで 72時間与えられるいる)。

 研究者のNEOコミュニティーではNEOsが提示した危険度を示す共通な通信 (コミュニケーション)ツールとして「Torinoスケール」の使用が採択された。

Torinoスケールは一般に公開され、以下のURLでその内容を見ることが出来る。
( http://web.mit.edu/newsoffice/www )
(また当報告書の次章 Binzelの記事でも見ることが出来る)

衝突警報の反社会的な影響を最小限にするために、衝突の危険を軽減するための 企画や調整を大いに導入するべきである。
予告なしに起こりそうなTunguskaの様な爆発事件を性格付けて、手続きを早急に 完備すべきである。


付録:IAUの自発的な仲間-論評プランの素案(ドラフト)

 Torinoスケールでレベル1を超える、将来可能性があるNEO衝突の報告の 自発的なIAUレビューのために、WGNEOの組織委員会で以下のガイドラインを 議論した。
 これらのガイドラインは、それらを考察するためIAU幹部委員会に提出された。 潜在的に地球に脅威を与える物体が発見されたという事件の最中にIAUの手続き ガイドラインが提案された。

IAUのNEO作業部会(デイビッドMorrison、議長)

認識(RECOGNIZING)

-国際天文連合( IAU )は世界中の天文学者と協議し潜在的に地球に衝撃を 与えると予測に至る小惑星や彗星が発見された場合に従うべき推薦された 一連の手順の起草をNEOの作業部会( WGNEO )に委託した。

-このような予測の実際の例で、小惑星1997 XF11や1999 AN10の最近のケースは 小惑星の発見後の早い段階で予測情報が提供された。

-そのNEO科学者は、衝撃のリスクや脅威を公表する前に、彼らの結果を仲間内の レビュー求めるたプロの義務を持っている。

-潜在的に脅威を与える物体の発見に関する信頼できる情報を権威筋、メディア、 及び一般に提供するため、天文学コミュニティーによって採用される一連の手順 を識別することが必要である。

 次の世紀にどんな思いがけない出来事(幻影)でもトリノ衝撃危機スケールで レベル1、あるいはそれ以上となる衝突の予測に至る発見及び/又は理論の分析の 未来の事例で天文学コミュニティーの会員が利用できる以下の手続きを提唱する。

 IAUは、可能性のあるNEOの衝突についていかなる予測に関わるすべての 科学者の基本的にボランタリーで利用可能な以下の論評手順を確立する。

 そのような(衝撃)予測に繋がる全ての情報は、その主題がいかなる形式の(口頭) 発表や文書などワールドワイドウェブを含めて、いかなる情報メディアで一般に 公開する前に、例えば作者によって実行された研究を理解し再現するのに必要な その事例(ケース)の評価、すべてのデータ、計算の詳細から構成されてた情報は、 機密のレビュー(論評)のために、WGNEOの議長、IAUの事務総長、およびWGNEO 評論チームのメンバーに送信される。

 常設の論評チームのメンバーは、IAUのNEOウェブページで掲載されている名前と Eメールアドレスから、IAUの3部門のそれぞれの会長と事務総長の一致でWGNEOの 議長が選定する。
 NEO論評委員会会員の個々の会員はその仕事を技術的な正確でレビューして、 彼れらの論評(レビュー)の結果を72時間以内に、WGNEOの議長に報告し、 そして原稿や報告書の作者に直接伝えるであろう。

 もし上記レビューのコンセンサス(意見が一致する)が重大な衝突の が危機あるという結論を支持しているならば、この分析の結果を、 一般からアクセスが出来るようにIAUのウェブページに掲示されよう。
 しかしもしそのレビュ(論評)がオリジナルの分析と整合性がなければ、 あるいはもし評論者で意見の一致がなければ、論評の機密の結論は作者に返却される。 そして作者は彼らの仕事を適合するように彼らの仕事を改善するかまたは改良する ことができる。
 WGNEOのウェブページに掲載されたニュースはIAUの公式の立場を代表するであろう。 重要な更新が必要とならない限り、それ以上の情報はWGNEOから提供されないであろう。

 作業の著者は、彼らの結論を公表することに決定したとき、メディアがIAUの立場を 参照することを推奨している。いろいろな政府系機関( e.g。NASA、あるいはESA )から 要請されたならばIAUは、WGNEOのレビューの結果をこれらの政府系機関の責任者に 告げるであろう。


Title: TORINO IMPACT MEETING RECOMMENDATIONS
From: Don Yeomans, JPL, IMPACT Meeting Co-Chair
Date: August 5, 1999

GENERAL STATEMENT of the participants at the Torino Meeting
"International Monitoring Programs for Asteroid and Comet Threat"
(IMPACT) 1-4 June 1999

Recognizing:
that cosmic impact is a significant low-probability, high-consequence mphenomenon that could affect civilization or life on Earth:

the existence of considerable world expertise in the subject, and of national centers of excellence in minor body research:

the requirement of implementing an effective monitoring system for Near-Earth Objects (NEOs), including their discovery, astrometry, physical characteristics and dynamical behavior;

that a start has been made towards establishing an international Spaceguard program;

Recommends that governments should:
establish national Spaceguard centres to advise their governments on the assessment of the impact hazard and to act as foci for NEO research:

support these centres financially to facilitate international collaboration in the international Spaceguard program.

●RECOMMENDATIONS FOR GROUND-BASED DISCOVERY AND FOLLOW-UP OBSERVATIONS FOR NEAR-EARTH OBJECTS

Noting that the world has inadequate facilities for any one group to complete the Spaceguard Survey and noting the complexity of optimizing the use of a wide variety of systems, the Torino workshop participants strongly urge that the requisite effort be applied to optimize the entire set of search and follow-up systems. In particular, the recommendations for NEO search, discovery, follow-up and recovery areas follows:

Search:
Now that current NEO sky searches each month are approaching saturation for northern hemisphere observing sites, an effort should be made to extend the search efforts to fainter limiting magnitudes.

Follow-up:
Steps should be taken to examine additional incentives for the follow-up observations necessary to compute orbits.

Southern Hemisphere Observing:
It is desirable to have southern hemisphere NEO search facilities, and important to have southern hemisphere NEO follow-up facilities, both professional and amateur. Recognizing the difficult economic situation of most southern hemisphere countries, we encourage the appropriate agencies to support national and regional efforts to make these facilities available.

Critical observations:
Access should be improved to sufficiently large telescopes in both the northern and southern hemispheres to ensure that NEOs are observed at subsequent (recovery) opportunities after the discovery itself.

●RECOMMENDATIONS FOR PHYSICAL CHARACTERIZATION AND SPACE-BASED OBSERVATIONS OF NEAR-EARTH OBJECTS

In view of the importance of knowing the sizes, albedos, compositions, spin rates, shapes and bulk material properties of Near-Earth Objects, the following recommendations are made:

More observing time should be allocated at ground-based facilities of the appropriate type for NEO visual and near infrared spectroscopy, infrared radiometry, photometry for light curve analyses and international radar observations.

A study should be conducted to determine the design and characteristics of an infrared-visual space telescope to determine the sizes, albedos, and compositions of near-Earth objects. This study should consider large format thermal infrared and visual arrays, infrared thermal spectrometers as well as the efficiency of searching for Atens and asteroids whose orbits lie entirely interior to the Earth's orbit. The cost-effectiveness of space-based measurements versus ground-based measurements should also be investigated.

Additional space missions to NEOs should be undertaken to characterize this diverse group of objects and to determine their material properties, in particular their material strengths and moments of inertia.

A web-based database should be developed to provide information on the physical characteristics of NEOs including the physical parameters (and corresponding references) obtained from photometry, polarimetry, radiometry, spectroscopy, radar techniques and from space-based measurements.

●RECOMMENDATIONS FOR THE COMPUTATIONS AND DATA PROCESSING NECESSARY FOR NEO RESEARCH

Recognizing the importance of the free exchange of data for NEO research but acknowledging the need for suitable funding and a smooth transition from the current situation, the Minor Planet Center (MPC) should move rapidly toward the following goal: All data sets of the MPC should be generated, updated and freely distributed in near real time (i.e. within minutes of data receipt at the MPC) unless an observer has requested that the MPC validate that observer's data before making these data public.

Pre-Discovery Data:
The development of one or more plate archive search engines is needed. It may be necessary to offer financial incentives to expedite the necessary measuring of these plates.

Radar Data We stress the importance of timely NEO radar observations for the purpose of orbit improvement. The possibility of impact could be confirmed or ruled out with radar observations. Therefore we urge that radar observing capabilities be maintained and, if possible, upgraded and extended into the southern hemisphere.

Observational Scheduling:
Development and maintenance of a service for optimizing the scheduling of observations is desirable to maximize orbit improvement and to establish priorities for observational targets.

Orbit Computation:
It is recommended that the various orbit computation groups inter-compare their orbit solutions and uncertainty estimates.

Orbital Nonlinearity:
The importance of nonlinearity in orbital uncertainty computations and propagation is difficult to quantify. Further research on this topic is needed.

Analysis of Potential Threats: A computational "filter" should be applied when a NEO orbit is established or changed. A typical sequence might consist of the following steps.

* Compute the MOID and its uncertainty as a function of time

* Compute all close approaches that appear to threaten the Earth and that are consistent with the observations. This analysis should cover a reasonable time frame, such as the next 50 years, and allow for the detection of cases to a probability of the order of the background rate of undiscovered NEO impacting the Earth.

* Carefully analyze potential impacting cases

We urge that these computations always be performed by at least two independent groups.

Initial Orbit Computation: We encourage research on the computation of initial orbits and their uncertainties.

Comet and Asteroid Orbits:
We strongly urge that additional groups compute orbits and impact probabilities for comets. We further recommend that cometary nongravitational (outgassing) force models be revisited in the light of much expanded observational data sets and improved computational capabilities. In addition, efforts should continue to examine the sensitivity of asteroid orbital evolution to asteroid nongravitational perturbations such as the Yarkovsky effect.

●RECOMMENDATIONS FOR INTERNATIONAL COOPERATION IN NEO HAZARD MANAGEMENT

The Torino IMPACT Workshop recommends that a voluntary process be developed under the aegis of the IAU Working Group on Near-Earth Objects (WGNEO) whereby researchers will be encouraged to meet their professional obligation by obtaining a rapid peer review of any prediction they may make of a possible impact by a sizable NEO, prior to public announcement.

The issues and guidelines outlined in Appendix A should form a basis for consideration by the IAU WGNEO subject to consideration of the following points;

The general procedures and guidelines (Appendix A) should be reviewed at the next IAU General Assembly in 2000 August.

The suggested time period required for the WGNEO review committee to complete their analyses and report to the WGNEO chair needs to be defined (i.e., this time period is currently given as 72 hours in Appendix A).

The recommendation is made that the NEO community of researchers adopt the use of the "Torino Scale" as a common communication tool for describing the hazards posed by NEOs. The Torino Scale has been released to the public and a description can be found at the following URL
( http://web.mit.edu/newsoffice/www )
(also see article by Binzel below)

Planning and coordination for impact hazard mitigation should be conducted in large part to minimize the adverse social consequences of impact warnings.

Procedures should be developed for the rapid characterization of Tunguska-like detonation events which are likely to occur without warning.


APPENDIX: DRAFT IAU VOLUNTARY PEER-REVIEW PLAN

The following guidelines for voluntary IAU review of reports of possible future NEO impacts that exceed the Torino Scale level 1 has been discussed among the Organizing Committee of the Working Group on NEOs. These guidelines have been submitted to the IAU Executive Committee for their consideration.

Proposed IAU procedural guidelines in the event that a potentially Earth threatening object is discovered.

The IAU Working Group on Near-Earth Objects (David Morrison, Chair)

RECOGNIZING

- that the International Astronomical Union (IAU) has charged its Working Group on Near-Earth Objects (WGNEO), in consultation with astronomers worldwide, to draft a set of recommended procedures to be followed in case asteroids or comets are discovered that lead to predictions of potential impacts on Earth;

- that the recent cases of asteroids 1997 XF11 and 1999 AN10 have provided, at an early stage after their discovery, real examples of such predictions;

- that NEO scientists have a professional obligation to seek peer review of their results before any public announcement of impact risk or threat;

- that there is a need to identify the successive steps to be adopted by the astronomical community in order to provide the authorities, the media and the public with reliable information on the discovery of potentially threatening objects;

RECOMMENDS the following procedures to be available to the members of the astronomical community in any future case of discovery and/or theoretical analysis leading to the prediction of impacts that fall at level 1 or higher on the Torino Impact Hazard Scale at any apparition in the next century).

The IAU establishes the following review procedure available on a voluntary basic to all scientists involved in any prediction of possible NEO impacts. The information leading to such a prediction, consisting of an evaluation of the case and all data and computational details necessary to understand and reproduce the studies carried out by the authors, shall be transmitted for confidential review to the chair of the WGNEO, the General Secretary of the IAU, and the members of the WGNEO Review Team, before any announcement and/or written document on the subject be made public on any information media, including the World Wide Web. The membership of the standing Review Team will be selected by the Chair of the WGNEO with the concurrence of the IAU Division 3 President and the General Secretary, with names and e-mail addresses posted on the IAU NEO webpage. The individual members of the NEO Review Committee members shall review the work for technical accuracy and shall communicate within 72 hours the results of their reviews to the chair of the WGNEO and directly to the authors of the report or manuscript.

If the consensus of the above review supports the conclusion that there is a significant impact risk, the results of this analysis will be posted on the IAU webpage for public access. If the review disagrees with the original analysis or if there is not a consensus among the reviewers, the confidential results of the review will be given to the authors so they can revise or improve their work, as they see fit. The news posted on the WGNEO webpage shall represent the official position of the IAU; no further information will be provided by the WGNEO, unless important updates become necessary.

The authors of the work are encouraged to refer the media to this IAU position if they choose to make a public release of their conclusions. If so requested by various agencies (e.g., NASA or ESA), the IAU will also inform the responsible officials of these agencies of the results of the WGNEO review.


2−2 Student Seek Asteroid Data

発信者:リック ウィリアムス(Rich Williams)
日付:1999年9月2日(手紙 :其の1)

ハイ 全員に:

私は、このアイデアを提示するのを、暫く温める予定であった。しかし、 ここは、面白いアイデアをこのグループに開示し、貴重な意見を取り入れる べきよい場である。

我々の最近のプロジェクトの1つに、日本スペース・フォーラムのために 0.5m、及び1.0mの、非常に視野の広い自動望遠鏡システムを設計し、製造 する予定である。このプロジェクトの主な任務は、NEOsを発見すること、と フォローアップすることである。
1mの望遠鏡は、視野が3度で、F / 3ハイブリッドカセグレン(Cassegrain) 型望遠鏡である。それは、今まで構築された最大のCCDモザイクカメラの 一つで2k x 4kのSITe背景照明方式のCCDチップが10個実装されたCCDカメラを 備えている。
0.5mの望遠鏡は、2個の2k x 4k SITeチップで構成するモザイクCCDカメラと F / 1.9ハイブリッドカセグレンシステムである。
この2台の望遠鏡は、最新版のOCAAS (同社の天文台コントロール・システム) でネットワーク化されるだろう。そして1mの望遠鏡は新規発見に、0.5mの 望遠鏡はフォローアップに利用される。
このタンデム式(直列)のシステムは非常に効果的である。

他の大型のNEO検索プログラムとは違って、Isobe博士(プロジェクトの中心的 天文学者、および技術マネージャー)は、彼(それ)らが単に天体の位置測定や 光度計のデータではなく、それぞれ観測した完全なイメージ・データを格納する (アーカイブ)ことを決心した。
このニュースグループの皆さんは評価ができるので、この大量のデータを保存し、 有効に使うことが出来る。1m望遠鏡のCCDカメラの一枚のイメージはサイズが 160 MB、観察セッションで得られる200枚のイメージで32 GBのデータを 蓄積する。この計画ではloss-less(ロスなし)圧縮アルゴリズムを利用してデータを 保存し、データのサイズを縮小している。たとえそうでも、特に重要なことに、 保存するデータ量から、アクセスと使用することを躊躇している。
何故、このデータをすべて保存するのか?そしてこの様な大量のデータを 格納し、アクセスするうえで見たところ、手に負えない問題にどう対処するのか? Isobe博士のアイデアは、世界中の学生や研究者が自由に利用できるように、 情報の巨大な貯水池にするということである。その様な膨大なデータから何が 発掘されるのか解らない。
幼稚園児から高校生(12年生)が小惑星を検出し、フォローアップするために、 イメージを視覚的に検証するソフトウェアを使用する。そして必然的に運良く 他の物を発見する能力が備わって、信号対雑音比上に現れる新しい変光星や 新星を発見する。
JSFプロジェクトのグループの一部は、直ちにアクセスして作業が出来る データを取扱えてかつ作成する方法に取組んでいる。
それは、とてもやる気を起こさせる仕事である。
Isobe博士は、来年3月ドイツで開催される天体望遠鏡と観測機器に関する SPIE会議にJSFプロジェクトの概略を論文で発表する予定である。

敬具、

金持ちウィリアムス
副社長,マーケティング/製品開発
Torus Technologies

-----オリジナルのメッセージ-----
発信者: Patrick Wiggins [mailto:p.wiggins@m.cc.utah.edu]
標題: 生徒は、小惑星のデータを求めている

Hi !

私は、学校の課題に小惑星に関する情報を求めている中学生(第8年生) からの普通郵便の手紙を持っている。
私が私の好みのサイト( MPCおよびMPMLのFAQ )のリストを発送する前に、 推薦するに値する他のサイトがあるかどうかを、宇宙の岩を追いかけている この権威のあるグループをチェックすることを考えた。

もし、あなたが生徒にあなたのお気に入りを直接送りたいならば、 ここがそのコーディネートである。

CODY MARLIN
RR 4 BOX 569
POPLAR BLUFF MS 63901

または、単に私にリストを送って下されば、私はそれを転送します。

Carpe Noctem !

--

パトリックWiggins
Hansen Planetarium Education Department
(ハンセンプロネタリウム教育部門)
電子メール:p.wiggins@m.cc.utah.edu

Hi all:

I was going to wait for a while to present this idea, but this might be a good venue to present an interesting idea to this group and get some valuable feed back.

One of our recent projects is to design and manufacture a 0.5-meter and a 1.0-meter very wide field automated telescope system for the Japan Space Forum. The primary mission of this project is to detect and follow up NEOs. The 1-meter telescope is an F/3 hybrid Cassegrain telescope with a 3-degree field of view. It will hold a mosaic CCD camera that contains 10 2k x 4k SITe back-illuminated CCD chips that will be one of the largest mosaic CCD cameras ever built. The 0.5-meter telescope is an F/1.9 hybrid Cassegrain system with a mosaic CCD camera containing two 2k x 4k SITe chips. The two telescopes will be networked together in new version of OCAAS (our observatory control system) with the 1-meter telescope used for detection and the 0.5-meter telescope used for follow up. This tandem wide-filed system should be very effective. Unlike other large NEO search programs, Dr. Isobe (the principle astronomer and technical manager of the project) decided that they will archive the complete image data from each observing run - not simply the astrometric and photometric data. As most of you on this group can appreciate, this is an enormous amount of data to store and to use effectively. One image from the 1-meter telescope's CCD camera is about 160MB in size and 200 images in an observing session will accumulate 32GB of data! The plan is to store the data using a loss-less compression algorithm and reduce the size of the data. Even so the amount of data to store and, more importantly, to access and use is daunting.
So why keep all this data and deal with the seemingly intractable problem storing and accessing so much data? Dr. Isobe's idea is that this will be a huge reservoir of information that he wants to make freely available to students and researchers around the world. There's no telling what might be mined out of so much data. Classes of K through 12 students might use software to visually inspect images to detect and follow up on asteroids that appear near the signal-to-noise ratio, discover new variable stars and nova, and inevitably other things serendipitously. Part of the group in the JSF project is working on how to handle and make the data readily available to access and work with. It's a very challenging task. Dr. Isobe present a paper on this aspect of the JSF project at the SPIE meeting on astronomical telescope and instrumentation in Germany next March.
Best regards,

Rich Williams
Vice President Marketing/Product Development
Torus Technologies,
Web site: www.torusoptics.com

-----Original Message-----

From: Patrick Wiggins [mailto:p.wiggins@m.cc.utah.edu]
Sent: Wednesday, September 01, 1999 3:50 PM
Subject: Student seeks asteroid data

Hi!

I have a snail mail letter from an eighth grade student seeking information on asteroids for a school project.

Before I send off a list of my favorite sites (MPC & MPML FAQ) I thought I'd check with this august group of space rock hounds to see if there are other sites worthy of a recommend.

If you'd care to send your favorites to the student directly here are the coordinates:

CODY MARLIN
RR 4 BOX 569
POPLAR BLUFF MS 63901

Or just send them to me and I'll pass them on.
Carpe Noctem!

--

Patrick Wiggins
Hansen Planetarium Education Department
email: p.wiggins@m.cc.utah.edu


   (手紙:其の2)

ブルースは、ここではとても重要な指摘をしている。そして、これらの問題を、 解決することが非常に難しい。JSFプロジェクトの場合、美星町の観測所から 800Km離れた東京まで、高帯域幅のシステムでデータを送信するであろう。 東京のグループは、東京ローカルにデータをアーカイブし、操作するシステムを 開発するだろう。
私は正直に、彼らがこの仕事をどのように遂行するのか、詳細を知らない。 私は、計画の一部分がローカルな「予備的処理」でデータをソートし、 操作するシステムを開発することと、外部グループの作業をより簡単にする ことと考える。
ローカルな東京以外の外部グループが、どの様にデータを用いて作業する ことができるだろうかについて、私は確かでない。
私は、一旦必要なデータが東京データベースに位置付けられれば、今日存在 するインターネット経由で小さなファイルを送信するために十分圧縮される であろう。
このタイプのデータに広く直接アクセスするには、誰もが現在開発中の次世代 広帯域インターネットまで待つ必要がある。
私は、現在の時点で、どの様にこのシステムが機能するのか正確に知らない。 そして、其れを実用化するのに、どの程度現実的であるのかを知らない。
しかし、私はここに留まって、どの様に物事が進展するかを知らせるだろう。 Isobe博士は、このデータに学生や研究者がアクセスを可能とする考えで、 博士は私に一緒に働くことを要請した。
私はマイクロソフトや他の会社でプログラミングとコンピュータシステムの 仕事を何年も経験しているが、しかし私はデータベース・システムと巨大な データを転送する仕事の経験が無い。
次の数ヶ月以内に、私は、このアイデアがどの程度、実用的かについて よりよいアイデアを持とう。

敬具、

金持ちウィリアムス
副社長、マーケティング/製品開発
Torus Technologies、
ウェブ・サイト:www.torusoptics.com

-----オリジナルのメッセージ-----
発信者: Bruce Koehn [mailto:koehn@lowell.edu]
標題: RE:生徒は、小惑星のデータを求めている

最近の金持ちウィリアムスのNoteに関して:

我々、LONOESでは磁気テープ20巻のQUALSTARテープ・ライブラリーと 25GB容量のテープを使用するソニー・テープ・ドライブを用いて 全イメージを格納する。
ドライブには、自動ハードウェア圧縮モードがあり、それを使って、各テープ 当たり35 GBをを格納する。gzipは、よりよい圧縮率を与えるが、しかし、 それは遥かに遅い。新しいドライブはテープ当たり50 GBを提供するであろう。 それは典型的に毎秒4.5MBで格納するので、一晩のイメージを2時間以内で 格納できる。それはアーカイブするに比較的費用が掛からない方法である。

パブリックにイメージを提供することの問題は帯域幅である。我々、および 多分他の全員はイメージに無制限にアクセスするには、ネットワークの帯域が ない。間もなく我々は毎晩20 GBを保存するだろう。
ある夜のイメージからその内の一枚を毎秒1Mbitで送信するとき42時間掛かる なら、誰もネットワークを使用しないであろう。従って、ケース・バイ・ ケースでイメージを提供することがない限り(とても時間がかかる提案)、 インターネット経由でイメージを利用できるようにすることは、実用的でない。

我々のソリューションでは分析用コンピュータをサイトに設置し、誰が アクセスを必要としているのか尋ねている。
それから、アーカイブする前に、かれらは其のイメージを毎秒30Mbit、すなわち、 1.3時間でそのイメージにアクセスすることができる。


Bruce's make some very important points here and these problems are very difficult to overcome. In the case of the JSF project, they will send the data from the observatory in Bisei Town to Tokyo 800 kilometers away over a very high-bandwidth system. The group in Tokyo will develop a system for archiving and manipulating the data locally in Tokyo. I honestly don't know the specifics on how they will accomplish this task. I think that part of the plan is to develop a system to sort and manipulate data locally to "preprocess" and make it easier to work with for outside groups. As for how groups outside of the local Tokyo are will be able to work with the data, I'm not sure. I might be that once the needed data is located in the Tokyo database it can be compressed enough to send small files via the Internet as it exists today. It might be that everyone will have to wait for the next generation high-bandwidth Internet that is currently being developed to have wider direct access to this type of data.

I don't know exactly how this system will work at this time and I don't know how practical it might be to implement. I will stay on top of this however and let you know how things develop. Dr. Isobe asked me to work with him on the idea of enabling students and researchers to have access to this data. While I have years of experience programming and working with computer systems at Microsoft and other companies, I do not have much experience with database systems and the transfer of such huge amount of data. In the coming months I should have a better idea about how practical this idea is.

Best regards,

Rich Williams
Vice President Marketing/Product Development
Torus Technologies,
Web site: www.torusoptics.com

-----Original Message-----
From: Bruce Koehn [mailto:koehn@lowell.edu]
Sent: Thursday, September 02, 1999 10:49 AM
Subject: RE: Student seeks asteroid data

In reference to Rich Williams recent note:

We, at LONOES, archive all our images using a QUALSTAR tape library with 20 tapes and a Sony tape drive that uses 25 GB raw capacity tapes. The drive has an automatic hardware compression mode and, using that, we typically put about 35 GB on each tape. gzip gives a better compression ratio but it is much slower. The newer tape drives will provide 50 GB/tape. It typically archives at 4.5 MByte/sec so it can put away one night's images in less than two hours. It's a relatively inexpensive way to archive.

The problem with providing the images to the public is bandwidth. We, and probably everybody else, do not have the network bandwidth to provide unlimited access to the images. Soon we will be storing 20GB/night. To transfer out a single copy of one night's images at 1 Mbit/sec would take 42 hours and nobody else would be able to use our network link. So, unless you provide images on a case by case basis (a very time consuming proposition), it is not practical to make the images available via the internet.

Our solution to has been to ask those who need access to put an analysis computer on site. Then they can access the images, before archiving, at 30 Mbit/sec, i.e., 1.3 hours.

Regards,
Bruce


2─3 衝突コースから絶滅へ
    (COLLISION COURSE TO EXTINCTION)
   タイムズ紙高等教育補足から
    (From THE TIMES HIGHER EDUCATION SUPPLEMENT, 3 September 1999)
  CCNet 9月6日配信

[日本語要約]

 地球と衝突する小惑星は、人類を壊滅させることができる。アリソン・ゴダードは、 脅威を抑止するための研究について報告する。

 1908年、小惑星が、広島型爆弾の約1,000のエネルギーでシベリア、ツングースカ (Tunguska)地域で爆発した。もしそれがロンドンの中心地であったならば、M25以内は (直径25マイル?)全て破壊されただろう。今の天文学者は、このような 事件が各世紀ごとに一度起こりそうだと警告している。

 政府が長期的なリスクで行動することに注意を払っていない。しかし、科学大臣 Sainsbury卿は、地球に打撃を与える小惑星の脅威を評価するために、最近、 タスクフォースの創設を発表した。
「政府は、取り組むべき問題があることを理解した」と、 Mark Bailey氏、 Armagh天文台長、及びスペースガードUKのメンバー、は語った。尚スペースガード UKは小惑星によって提起された危険についてのキャンペーンを推進している。 Health & Savetyの役員(エクゼクティブ)は、いわゆる国scutinyラインを開発した。 これは死亡率をもって災害のリスクを評価する手法である。もしイギリスの原子力 発電所がこのラインに入れば、その発電所は閉鎖させられるであろう。同じ様な論法で 小惑星の衝突はまた受け入れがたい危機である。

AWE Aldermastonの核のリスク査定者ナイジェルHollowayは「小惑星の衝突リスクは、 チェルノブイリの原子力発電所の事故と殆ど同じ程度である。我々は、チェルノブイリの ような事故が百年に一回ほど起き、そして1,000人から10,000人程早産死を引き起こす だろうと予測している。大きな小惑星は10万年〜100万年ごとに一回地球に当たり、 英国だけで少なくとも1000万人が犠牲となろう。」と説明した。

 地球に激突する小惑星によって提起されたリスクはユニーク(独特)だ。「まず 第1に文明へのリスクは大量の絶滅であり、第2に、リスクは数年か数十年前もって 予測が出来ること、そして第3に、それは避けえる、ということである。
手段は、我々が十分な警告時間があるという条件で、脅威を緩和する手段が存在する。 これらの特徴は、グローバルなスペースガード計画の開発が差し迫っていることを 強調している。」とベイリーは語った。

アメリカ合衆国では、すでに大きな小惑星を識別する作業を始めており、MITが 推進している計画にUS空軍が資金を供給している。ニューメキシコ州、ソッコロ (Socorro)のホワイトサンドミサイル射撃場の望遠鏡を使って、天文学者が直径 1Km以上、小惑星理論に従えば、恐竜を絶滅させたサイズの小惑星を探索している。

 ヨーロッパの研究計画は、直径百mより小さい小惑星を探すべきだと、 ベイリーは信じている。全天を掃天する南半球の1.5mの望遠鏡を運用するため 年間1.8億円(£100万)が掛かるだろうと、彼は言う。多分3年から4年程で 36億円(£2000万)の費用を掛かて、4mの広視野な望遠鏡にアップグレード されるかもしれない。

 ベニーPeiser、リバプール・ジョン・ムーア大学の社会人類学者は、過去の小惑星の 衝突の影響を研究した。直径100mの物体の環境への影響は地域である。しかし社会的、 また政治的な衝撃はより以上に悪化している。人々はとても脅威に曝されるだろう。 我々が生きている間に地球に当たるこのような物体の可能性が大きい。
このような事件を扱う必要性を世論が知ることを除いてほとんど我々がそれについて 出来ることは少ないということである。」

 今までに誰も小惑星を破壊しなかった、しかし、ベイリーは、取り得る手段の幅が あると言う。「例えば、もし直径300mの小惑星が大西洋に衝突すれば、巨大な津波を 作り出すだろう。そしてもし我々が海岸地帯から人々を避難させれば、何百万人もの 生命を助けることが出来るであろう。」
どの様に小惑星との衝突を避けるのかという方法で、小惑星に核兵器を 発射することからそれを採掘する範囲までいくつかの提案がある。
「人類がその将来を維持していく技術を持ったという程度に我々は進化した。我々は、 完全に自然に管理されてはいない。」とPeiserは語った。

ベイリーのコメント:
「紙上で幾つかの提案があるが、要は、我々は、それらを開発する必要がある。 それは、人間を月に送るようなもので、10年間掛かった。そして、調査の開始が 早いほど、潜在的な災害の警報期間が長くとれるであろう。」

すべての文明にさようなら

 B.Peiserは、小惑星の衝突が古代の文明の崩壊を説明することができると信じている。 紀元前2300年に世界の最初の都市の文明の事実上同時の崩壊と1,000年後に2回目の惨害は 宇宙の残骸の衝突によって引き起こされた可能性があると、彼は言う。 「文明崩壊の主な原因を地震に求める学者は、世界が1,000〜2,000年ごとに巨大な地震を 予想することができることを主張している。
主要な原因に気候変化を好む学者は、厳しい干ばつが農業が失敗する原因となり、結果 無情にも、社会が崩壊したということを議論する。しかし、これらの地震、津波、爆発的な 大火災、および気候変化のチャンスの原因は何だったか?

「過去の衝突が文明崩壊、文化の変化、さらに宗教の発展さえも原因であったとことに ついて仮説が残っていなくてはいけない。しかし、天文学的、地質学的、そして 考古学的な証拠から考えて、仮説を無視すべきでない。」

小惑星と呼ばれるものは何か?

 地球と衝突路線にある小惑星を逸らせるか、または破壊する計画の問題の1つは、 天文学者が小惑星が瓦礫かあるいは一枚岩かどうかを知らないということである。 今、いくつかの宇宙探査船が、小惑星が何で出来ているのかということについて、 より詳細を学ぶよう試みている。

 先月、DP-1宇宙船が地球に接近する小惑星 1992 KDの写真を6マイル離れた位置から 撮影した。近接飛行の間、宇宙船はその写真を撮って、小惑星の構成、サイズ、形、 表面の特徴、および明るさを測定した。
 小惑星をクローズアップして調査した最初の宇宙船は、アメリカの探査船 ガリレオである。1991年に、それは、小惑星 951 Gaspraを約1,000マイル離れて 通過した。Gaspraは岩石と金属鉱物の混合から成り立っていると信じられる。 2年後に、ガリレオは、小惑星234アイダの軌道を1,500マイル程離れて横切った。 アイダは不規則でクレータをもつ物体で、直径、約1、5Kmの極く小さいな月 を持っている。
 アメリカ人の航空宇宙局NasaのNEARミッションは2000年2月に小惑星433Erosに 到着するとき,それが,小惑星の軌道に乗る最初の宇宙船になるだろう。それは、 少なくとも1年Erosの軌道上にあって、その質量、構造、地質、構成要素、重力、 および磁界を決定する。ErosはNEOの中では最大である。

一方で、日本は、Nasaと共同のミッションで、小惑星からサンプルを取って地球に 持ち帰る計画がある。2002年に打上げて、MUSES-CNは、2003年4月に小惑星 4660 Nerusに到着するだろう。宇宙船はその小惑星の表面に移動探査車を降下させて、 その探査車は、小惑星の表面を高解像度でクローズアップ・イメージを取るだろう。

copyright 1999、THES


[原文]

  COLLISION COURSE TO EXTINCTION
   From THE TIMES HIGHER EDUCATION SUPPLEMENT, 3 September 1999

An asteroid colliding with Earth could wipe out humanity. Alison Goddard reports on research to curb the threat

In 1908, an asteroid exploded above the Tunguska area of Siberia with the energy of about 1,000 Hiroshima bombs. If it had hit central London, everything within the M25 would have been destroyed. Now astronomers are warning that such an event islikely to happen once every century.

Governments are not noted for acting on long-term risks. But science minister Lord Sainsbury recently annouced the creation of a task force to assess the threat of an asteroid hitting the Earth. "The government has realised there is a problem to be addressed," says Mark Bailey, director of the Armagh Observatory and a member of Spaceguard UK, which campaigns about the dangers posed by asteroids.

The Health and Savety Executive has developed what it calls the national scutiny line, which measures risks in terms of fatalities. If a British nuclear power station lay above this line, it would be closed. By the same measure, asteroid impacts are also unacceptably dangerous.

Nuclear risk assessor Nigel Holloway of AWE Aldermaston explains: "The risk of asteroid impact is about as likely as the accident at the Chernobyl nuclear power station. We estimate that an accident like Chernobyl could happen every few hundred years, and that it would cause between 1,000 and 10,000 premature deaths. A large asteroid could hit the Earth once every 100,000 to a million years, and at least ten million people would die in the United Kingdom alone."

The risk posed by an asteroid crashing into Earth is unique. "First, the risk to civilisation is mass extinction; secondly, the risk is predictable, years or decades in advance; and thirdly, it is avoidable. The means exist to mitigate the threat, provided we have enough warning. These features highlight the urgency of developing a global spaceguard programme," says Bailey.

In the United States, work has already begun on identifying large asteroids. The project, run by the Massachussetts Institute of Technology, is funded by the US Air Force. Using a telescope based at the White Sands Missile Range in Socorro, New Mexico, astronomers are searching for asteroids one kilometre across and bigger - the size that, according to asteroid theory, wiped out the dionosaurs.

A European research project should look for smaller asteroids hundred metres across, Bailey believes. A 1.5-metre telescope in the southern hemisphere, sweeping the entire sky, would cost about £1 million a year to build an run, he says. Perhaps in three or four years' time it could be upgraded to a four-metre wide field telescope costing about £20 million.

Benny Peiser, a social anthropologist at Liverpool John Moores University, has studied the consequences of past asteroid impacts. "For objects 100 metres across, the environmental effects would be regional but the social and political impact would be much worse: people would be very scared. The likelihood of such an object hitting the Earth in our lifetime is great. There is little we can do about it, except make the public aware that they might have to deal with such an event."

No one has ever destroyed an asteroid, but Bailey says there is a range of measures that could be taken. "For example, if an asteroid 300 metres across hit the Atlantic, it would create a huge tidal wave. If we removed the population from coastal areas, it would save millions of lives."

There are several proposals for how to avoid asteroid impact, ranging from firing nuclear weapons at asteroids to mining them. "We have evolved to the extent that mankind has the technology to take hold of its future; we are not entirely in the hands of nature," says Peiser.

Bailey comments: "There are proposals on paper but we would need to develop them. It is a bit like putting a man on the Moon, which took ten years. And the earlier we start the survey, the more notice we will have of potential disaster."

GOODBY TO ALL THAT CIVILISATION

Benny Peiser believes that asteroid impacts could account for the collapse of ancient civilisations. It is possible that the virtually simultaneous collapse of the first urban civilisations in the world in about 2300 BC and a second devastation some 1,000 years later were caused by the impact of cosmic debris, he says.

"Scholars who favour earthquakes as the principal cause of civilisation collapse argue that the world can expect vast earthquakes every 1,000 to 2,000 years. Scholar who prefer climate change as the principal cause argue that severe droughts caused agriculture to fail and that societies inexorably fell apart as a result. Yet what was the cause of these earthquakes, tidal waves, fire-blasts and climate chances?

"The extent to which past impacts were responsible for civilisation collapse, cultural change and even the development of religion must remain a hypothesis. But in view of the astronomical, geological and archaeological evidence, the hypothesis should not be dismissed out of hand."

WHAT IS THIS THING CALLED ASTEROID?

One of the problems with any plan to deflect or destroy an asteroid on a collision course with earth is that astronomers do not know whether asteroids are rubble or monolithic. Several space missions are now trying to learn more about what asteroids are made of.

Last month, a spacecraft called Deep Space 1 took photos of the near-earth asteroid 1992 KD from six miles away. During the fly-by, it took pictures and measured the asteroid's composition, size, shape, surface features and brightness.

The first spacecraft to study an asteroid close up was an American mission called Galileo. In 1991, it passed the asteroid 951 Gaspra at a distance of 1,000 miles. Gaspra is believed to be composed of a mixture of rocky and metallic minerals. Two years later, Galileo crossed paths with asteroid 234 Ida at a distance of 1,500 miles. Ida, an irregular, cratered object, has a tiny moon, about 1,5 kilometres across.

The American space agency Nasa's NEAR mission will be the first spacecraft to orbit an asteroid when it arrives at 433 Eros in February 2000. It will orbit Eros for at least a year, determining its mass, structure, geology, composition, gravity and magnetic field. Eros is the largest of the near-Earth asteroids.

Meanwhile, Japan is planning to take samples from an asteroid and return them to Earth, on a mission in collaboration with Nasa. Launching in 2002, MUSES-CN will arrive at asteroid 4660 Nerus in April 2003. The spacecraft will also drop a rover onto the surface of the asteroid, where it will take high-resolution close-up images of the surface.

Copyright 1999, THES


3 訳者の所感

 配信されたTrino会議の報告を逐次紹介する予定です。
Student Seek Asteroid Dataで紹介されているように、日本の NEO専用望遠鏡の観測データが世界にオープンされ、研究者、学生、アマチュア が利用できるということで注目され、期待を集めいる。パソコンがあれば最新の 情報にアクセス出来ることを楽しみに待とう!!!!
(回線が遅く、パソコンが旧式になってきたのでネックとなるか????)
衝突コースから絶滅へ(COLLISION COURSE TO EXTINCTION)は小惑星や 彗星などとの衝突が文明に大きな影響を与えているという研究成果に興味を ひかれた。機関誌”あすてろいど”の記事を再度読み直しました。