確定小惑星(かくていしょうわくせい)

 一般的に小惑星は、地球との距離が小さくなり、見かけの光度が明るくなる衝(太陽の反対方向)の付近で多く発見されます。
明るくて観測しやすい期間はあまり長くないことが多いため、小惑星が1回の衝のころだけでは、その軌道全周の一部分しか観測されないことになります。
このため、1回の衝の観測から計算された軌道では精度が不十分で、長い期間にわたって精度の高い予報を出すことは出来ません。
 このような小惑星が長い間観測されないと、行方不明となってしまう場合もあります。
このため、いくつもの衝における観測によって確かな軌道が得られるまでは正式な番号はつけられません。
 確かな軌道が得られて、行方不明になる心配が無くなると、その小惑星には通し番号がつけられます。この番号は"確定番号"と呼ばれ、小惑星センターによって決められますが、 確定番号のつけられた小惑星を"確定小惑星"といいます。
 確定小惑星となった場合、発見者にはその小惑星の名前を提案する権利が与えられます。
2000年11月現在での確定小惑星は19,078星です
 発見されてから確定小惑星になるまでの間は、"未確定小惑星"と呼ばれます。