歳差(さいさ)

 太陽や月の引力によって、地球の自転軸の向きがちょうど止まりかけたコマのように、約2万6千年の周期でぐるぐると動きまわる現象のことです。
 このため、天の赤道の位置が年ごとにすこしずつかわっていき、天の赤道黄道がまじわる春分点も、百年につき約1.4度の割合で西へ西へと移動していきます。
 それで、いまから約2千年まえにおひつじ座にあった春分点が、いまでは30度も西の方の、うお座の西よりのあたりに移ってしまっているのです。