整約計算(せいやくけいさん)

 小惑星などを観測した画像から、その天体の位置(赤経、赤緯)を求めるための計算のことです。
 画像の中の位置の分かっている恒星を、地図でいう三角点に見たてて、三角点以外の場所(目的の天体)の位置を知る作業です。

 観測のために撮影された画像は、天球面のコピーです。
しかし、天球という球面に投影された天体の位置と、画像上の天体の位置は単に「縮小されている」というだけではありません。
画像の縦横が、ちょうど南北になっていないとか、レンズで画面がゆがんでしまうとか、 いろいろの問題があります。
 ここでは詳しい方法は述べませんが、画像の中に写り込んでいる詳しく位置のわかっている3つ以上の恒星と画像の中のその位置がわかると、画像のどこでも天球座標(赤道座標など)を知ることが出来るようになります。
この作業を"整約計算"といいます。